餃子パーティー

アーティスト写真を撮影しました。
カメラマンは最近お世話になりっぱなしのサカモト氏。氏が光と影までこだわって撮影したアーティスト写真、近日中に公開予定。しかしあれだ、笑わないようにするのって難しい。カメラをむけられてキリリとした表情をする機会なんてそうそうないわけで、そういった意味では僕は被写体として及第点は貰えないのだろうなあ。
凄くいい機会だったと思う。

その後は神田佑介とりえちゃんちへ。
餃子パーティーである。THEモールスシンゴーズのゆたくんが作る餃子がこれまたべらぼうに旨いのだ。タレの旨みと相まって、口の中で至福が踊る。飯がすすむすすむ。普段はわきまえて生きていたいと思っているのだけど、あの餃子を前にしてはこう言わざるを得なかった。もう一ついいかい?と。
そしてナスをレンジでチンして大根おろしとポン酢をかけたもの。りえちゃんお手製のものなのだけれどこれがまた。手の込んだ事をせずとも創意工夫すれば料理は旨くなるというお手本のような味。

食欲というのはなにものにも変えがたい快感なのだ。本能を刺激する美味の前には僕は素直に平伏するしかない。料理を口に運び、咀嚼し、飲み下すのは僕。しかしてなんなんだあの“料理に負けた”感覚というのは。
今まで何度も記してきたはずなのだが、僕の母は料理が上手い。そして僕は食事のおいしいお店を探すのが好きであり、つまりおいしい料理は一杯頂いているはず。にも関わらずあの完敗っぷり。
それはつまりあれだろう、僕とほぼ同年代の若者2人があの料理を創り得た、そしてそれを鼻にもかけずに提供しているという事実に対する畏怖にも似た感情。2人の人格の良さを痛感せざるを得ない料理に、そして会話。
餃子とナスを食べて感じた美味の中には、きっと恐らくそんな個人的感情も含まれていたのだろう。

ゆたくんりえちゃん有難う。

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