こんなん見つけた。

TENORI-ONという楽器がある。
詳しくは
ここ(TENORI-ON公式webサイト) を見て頂くとして、まあ要するに16×16に配置されたLEDボタンを押す事で、リズム、メロディを打ち込んでいく新感覚のシーケンサーである。
メディアアーティスト・岩井俊雄とヤマハのコラボレーションによって生まれた21世紀のインターフェースです、との事。
はじめはYAMAHAの特設サイトでしか購入出来なかったそうなのだが、今は一般店での販売もされている。

僕が初めてTENORI-ONを見、触ったのも一般店での販売が開始される際にアルバイト先にYAMAHAの方が実機を持って来て下さっての事だった。全く予備知識がなかったものだから箱から本体が出てきた時は「新しいお絵かきツール?」とでも思ったもんだ。

実際にTENORI-ONを使ったパフォーマンスは公式サイトをはじめ、YOUTUBE等で様々な動画 がアップロードされているだろうからそちらを参照頂きたく。兎に角これ、面白い!

楽器演奏の素養、教育を受けていない人間でも直感的に「音楽を創る」楽しみが味わえる。何を隠そう僕って作曲能力皆無だし、リズムパターンとかも打ち込めない程のリズム音痴、ピアノのどの鍵盤がどの音なのかわからないくらいの音階音痴だったりするわけなのだけれども(ベースしか弾けない、完全に。まあベースも怪しいけどね!)これならインスピレーションだけで色々と楽しめる。

「パックマン描いてみよう・・・はい出来た。お、こんな音楽になるのか」

とか

「適当にスイッチ押してみよう」

でも面白い、むしろ適当だったり絵から起因したりするが故に斬新だったりする音楽が出来上がる。

かと言えば勿論ちゃんとシーケンサーとして扱う事も出来るので、これはシーケンサーでの音楽制作の間口を広げ得る革命的なデヴァイスだ!とブチ上げてしまってもいいかもしれない。

実際、ライブハウスとかでのパフォーマンスに既に使っているアーティストもいるのではないだろうか。

僕の周りにはいないけど。どちらかというと肉体的にガツガツやるのが好きな人が多い(僕含む)気がするし。面白がる人間は多いだろうけどなあ。

ただ勿論そんなものが安いわけもなく、お値段も本気で欲しい人しか買えないレベルの立派なもの(高いモデルが12万程度、安い方のモデルでも7万程度)だ。どうやらiphoneのアプリにもこれを模したものがあるので、それで色々と代用出来るかもしれないけれどもiphone持ってないしなあ、と「新しい機械が出る度にとりあえずは評判を聞いて、落ち着くまで待ってみる。但しエフェクター以外」派の僕としてはもうこれはTENORI-ON買うかipod touch(アプリとかはこれで出来るって聞いたけど違うの?)買うしかないかしらんとも思っていたのだ。

だけども。けれども。

続・我が逃走

web上でTENORI-ON風の事が出来てしまうアプリケーション。ちゃんとドラムやベース等、各パートも別れているし遊び程度に触りたいならこれで十分。勿論外に持ち出して、というわけにはいかないだろうけれども、これで手応えを感じたら実機買えばいいわけだし。まあでも今時周りのの人間の半分、とまではいかなくとも3分の1はiphoneなわけだし、そういう方々はTENORI-ONのアプリを導入された方が賢明だし便利だろうなあ。

勿論実機が機能、パフォーマンス的にも一番最良なのは言うまでもないのだろうけれども。

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    何か面白そうだね☆

    でもやっぱり結構な値段するんだなぁ。

    ところで舟橋君、ピンクってどう?着る?(笑)薄いピンク。

  2. 舟橋孝裕 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >ピコ・ピコリンさん
    物凄い面白いですよ。展示している楽器屋もあると思うので見かけたら是非触ってみてください!

    ピンク着ますよw
    ものによりますがw

  3. ろび より:

    SECRET: 0
    PASS:
    これビョークも使ってたなー!こういうの使える人ってホント天才だなっておもうわー

  4. 舟橋孝裕 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >ろびさん
    視覚効果的にもかなり面白いと思うよー。
    ビョークが使ってたんだ。ちょっくら調べてみますかね。