昨日は柴山社長 (ONE BY ONE RECORDS )宅にて、同好の士にて集会。
何に関する同好の士かって?ジャニーズだよ。
柴山社長が嵐や関ジャニ∞等、ジャニーズ系のグループの強烈なファンなのは比較的有名な話(なのだろうか)。奥方もお好きなようで、夫婦揃って筋金入りのファンなのである。ご自宅にもDVD、CDは勿論、TV番組をDVD録画したものがファイル2冊分の膨大な量(「これぶっ続けで観たらどれくらいかかるんですかね」「・・・一年以上?」「まじっすか」)保管してあり、ちょっとした博物館のようでさえある。
そんな社長、「ジャニーズ会」なるものを催す事になり、自宅に同好の女性を何人か招待する事になった際に「折角だから全く興味ない奴を誘って洗脳しよう!」という事になったらしく、別に好きでも嫌いでもなく純粋に「興味がなかった」僕に白羽の矢が立ったというわけ。
SMAPは格好良いと思うし、TOKIOも極めて個人的な思い出に起因するものではあるけれども、思い入れはある。
しかし、今日のお題は「関ジャニ∞」に「嵐」である。嵐は何曲か知っているものの、関ジャニ∞に関してはメンバーの顔さえ把握してないぞ、大丈夫か僕。
まずは関ジャニ∞のライブDVDを観る。左右から「この子がオオクラ君!」「ヒナ可愛いよヒナ」とか皆自分の推しメンを少しでも僕に認知させようと凄い勢いの情報がぶつけられてくる。顔と名前を一致させるのに必死で、正直曲はほとんど憶えていない。兎に角、ジャニーズのライブは物凄くクオリティが高い事はわかった。
メンバーそれぞれの人柄を把握しよう、という事でDVD特典映像「ヒナちゃんドッキリ企画」を観る。これがもうね、メンバーの人柄が伝わってくる映像。ゲラゲラ笑って、これの後にライブ映像を観るとまた感情移入の度合いも違ってくる。何か少しずつ洗脳されてきたな・・・・。
「嵐、いこうか」
題材が嵐に移行。
10周年に国立競技場で行われたライブ映像、そして当日までのメンバーの様子を見る。
松潤が舞台装置に関して、緻密な構想を持ってスタッフを打ち合わせをしている姿に感銘を受ける。
「やべえ、松潤やべえ」
松潤みたいな人はバンドに一人はいて欲しい存在だ。「ここでリフトが下りるテンポを少し落とせば・・・・」とか「ここで照明真っ暗に出来たら雰囲気出るだろうになあ」とか、そういうのって全部スタッフの方がやっていると思っていたんだけどまさかメンバーが管理しているとは・・・・!
トドメを刺されたのは10周年公演、最終日。社長の奥様も参加されたという豪雨の中でのライブだ。
豪雨の中、「Beautiful Days」をメンバーが熱唱している最中に事件は起きた。
バケツをひっくり返したような豪雨の中、衣装は勿論機材もビショ濡れ、マイクもどんどん死んでいく中、二宮君のソロパートで二宮君のマイクが故障。ドラマ「流星の絆」に出演しており、そのドラマの主題歌でもあったこの曲のソロパートは二宮君の最大の見せ場であった事は想像に難くない。
悔しそうに笑う二宮君に、駆け寄る松潤・・・・・・!!
一つのマイクを二人で使い歌う二人。感謝の印とばかりに松潤の頬にキスする二宮君。
もうね、こんなん見せられたらたまったもんじゃあないよ。グッとくるだろこれは。
熱い!熱い!!熱過ぎる!!
かくして、関ジャニ∞の記憶は薄れ行き、僕の脳裏には強烈に「嵐」がインプットされたのだった。
社長の目論見、大成功。
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