17日は久しぶりのダブルヘッダー。
それも同じライブハウスではなく、名古屋市中区新栄の別々の場所で、である。時間が被らないように調節して下さった関係者各位、バンドメンバーに感謝。
まずは3周年を迎えた新栄DAYTRIVE/TRIMにて血Q暴鋭軍。
まだ3年なのか、というのが正直なところ。もっと長い事あの場所にあったような、そんな錯覚に陥るのは思い出が多いからだろう。店長の八木さんと親しくお話させて頂くようになってから、もう兎に角面白い事が大好きな八木さんの人柄に全幅の信頼を於いて、そして八木さんもそんな僕の情熱を理解して下さってか、思えば色々な事をやらせて頂いた。犬丸ラーメンを一番多くやったのはここだったりする。
出演した過去のライブの中でベースを弾いたのって実は半分程にも満たないんじゃないかと思うけれども、それもまたDAYTRIVE/TRIMと僕の関係を象徴しているようで面白いと思う。
今回も八木さんからの「血Q暴鋭軍へ出撃要請です」という一通の電話から実現。もうこの誘い方からして、なんだろう、わかってらっしゃる。
第一回目の出撃もDAYTRIVEでの出撃だったのだが、今回は前回とは趣をガラリと変えてみた。
コンダクターである僕の指示に基づいた、腕利き達の即興演奏。楽器を一切持たずに演奏に参加してみた。色々な趣味や嗜好、ここ最近の刺激に基づいて地球を救うためだった軍隊はこのように変貌した。
【後列左より】かじ君(ナトリネ)、カリクビ君(ワッペリン)
【中段左より】松原君(424)、僕、ひーちゃん(デザインとか企画とかやってる。バンドは初体験らしい、これでも)
【前列左より】金森君(kanamorin、孤独部サポート)、新咲仇郎(FREAKS)。
普段はなかなかまみえる事のない6名の演奏者に、僕。
本エントリーの上の方に画像添付してある、腕章と同じデザインの血Q暴鋭軍のロゴを大きくプリントし演壇に貼り付け、フロア側でちょっとばかし演説ぶってから即興演奏を開始。
ドラマチックな即興演奏。僕の指揮こそあるものの、その指揮の中では猛然と自己主張する我が部隊の兵達は本当に一騎当千のつわもの達であるなあと私、再認識したよ。
実に面白かった。怒涛の20分の即興演奏にて、戦線離脱。我が軍が敵に与えた被害は未知数也。
演奏後は着替えてそそくさと新栄CLUB ROCK’N’ROLLへ。2会場間を行ったり来たりしたけれども、DAYTRIVE/TRIMではなかなか落ち着いた時間を持つ事が出来なかった。八木さんとお話は出来たからまだ良かったものの、共演バンド、出演者も面白そうだっただけに残念。
ベースを弾かない演奏をした次は、思いっきりベースを弾くz、あ、弾かなかったんだ、だってこの日のパイプカツトマミヰズは…
サポートベーシストに元A○B48の○田敦子さんをお迎えしたのだから!
転換後、僕は楽屋に引っ込んでズボンを脱いで駒田君に「いつもすまないね。君には負担ばかりかけるね」「いえいえ」「ではお願いします」って最近スッパ抜かれたパンツ丸出しのあの写真みたいに抱えられてフロア側から登場、そのまま演奏終了まで結局このあっちゃんマスクは一瞬も外さなかった。写真では写ってないけど下半身はスカート履くって事で久しぶりに脛毛までそり落としたんだぜ!ずっと応援していた。
流石は元国民的アイドルグループ所属、物凄い歓声、そしてライブの進行が止まるくらいのメンバーの動揺っぷりだった。
今回のライブ、僕は興奮して演奏出来た。唯一計算外だったのがその耐水性。軽量さと耐久性を兼ね備えるために厚紙を2枚重ねたのだが、それでもライブ中の発汗には敵わなかったようで終演後にチェックしたらもう少しでマスクを顔面に固定していた重要な箇所が汗と輪ゴムの圧により引き千切れるところだった。今後、これ系の工作をする際には耐水性も念頭に置かねばなるまい。いや、終演後楽屋で壊れかけたマスクを観た際は嫌な汗をかいた。だってあっちゃんだものね!
新栄でよく行くコンビニで夜勤をしている(ライブのMCで言ってたから、もう書いてもいいかなって)岡田君がギターヴォーカルを務めるアルスド.とも共演。エルヴィス・コステロモデルのフェンダージャズマスターにビッグマフ、と一発で「その筋」とわかる機材。良い音してたなあ。
嵐の予感を感じながら杏花村より早めに帰宅。
大雨が降る中、ご近所の友人宅にてカレーを食べて今後のライブでの扮装についてあーでもないこーでもない、と話す。二度目の帰宅後、すぐに就寝。
様々な表現欲求を一日で、駆け足気味に、しかししっかりと噛み締めながらアウトプットした一日だった。ま、 コ ス プ レ し て し か ラ イ ブ や っ て な い け ど な !!
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