パイプカツトマミヰズにて岐阜野外フェス、京都、そして名古屋と連日の3連戦を無事に終えた。
メンバーに社会人を含む我々としてはこういうの、なかなか出来ない。
面白おかしかった3日間を同行してくれたヨシダユキ先生(色々なバンドのライブ写真を撮影している。ちなみにパイプカツトマミヰズ 吉田君と血縁関係はありません)の写真と共に記録しておきますね。
まずは初日である9月22日、岐阜は高鷲スノーパークにて行われたTREE OF ROCK FESに出演。
早朝未明に大丸ラーメンを食べに行き、そのままちょっと電話やら何やらしていたら睡眠不足のまま集合時間に。だけれども、まあ、大丈夫。最近の僕の体ってばすっかりエナジードリンクで元気モリモリ(無から何かを生み出せるだなんてそんなウマイ話あるわけなくて、思うにあれって残存体力を一気に燃やしあげるタイプのものだ。だから効果がきれたら負荷も凄い!)になるように慣れているし、それに野外フェスだもの!
こんな楽しい日は何だって出来る!
というわけで行きの車中は車移動だとすぐに寝てしまう僕にしては意外にも一睡もせず、お昼頃高鷲スノーパークに到着。
…山の上だなあ!空気も美味しいし、空が広い。ふと大学時代にサークルで訪れた長野県のスキー場での夏合宿を思い出したりした。到着早々観るつもりだった朝焼けドラマクラブ、僕達がステージに到着した頃に丁度演奏終了!残念!
山の麓にあったコンビニエンスストアで購入したエナジードリンク3本を順調に消費しつつ、オーバーテイクやme、打首獄門同好会を観て過ごす。特にmeは音が散る(ようなイメージがある)野外ステージにも関わらずゴッツい音を出していて格好良かった。
倦怠感に苛まれ、最後のエナジードリンクを投入。
さて、演奏開始!と思いきや、ステージ上にギターアンプがない!吉田君使用のギターアンプはヘッドもキャビも持ち込んだのだが、各務君が使う予定のギターアンプのヘッドが一台どうしても足りない!どうやらセッティング表の行き違いのようで、慌てて小松君(オーバーテイク)にお借りする。改めて有難う、小松君。
さて、気を取り直してパイプカツトマミヰズ、演奏である。
13日の金曜日男、高鷲スノーパークに現る!
…ほら、キャンプ場といったら、ジェイソンじゃないですか。折角なのでこの日の衣装は場所柄的にもそれに準えてみたんですよ。…でも何人がわかってくれたかな、「キャンプ場だけに!」っていうの。
ホッケーマスクは出典元である「13日の金曜日」で使われていたデザインとはちょっと違うのだけど(本当は菱形の赤いマークが3つついてる)、もう製作の際に材料として採用したホッケーマスクのデザインからして違うってなわけでイメージ優先でそこは製作。購入時はツルッツルの安っぽかったホッケーマスクにやすりをかけて火で炙って、傷をつけて、汚して、血糊を垂らして…とこれが結構楽しかった。ちなみに仕上げは肌シャツと一緒に現地でやった。
しかし誤算だったのは安定性が高いと思われていたホッケーマスクが頭を振る度に少しずつずれてくるという事。瞬間瞬間によっては視界が完全に奪われて、次のブレイクまで必死に演奏したりした。あと目の周りに塗った黒い絵の具が汗で目に流れ込んできてこれまた痛かった。
演奏終了後にステージ裏で小松君に「舟橋さん、絵の具が流れ落ちそうで流れ落ちてなくて酷い顔になってます!」って言われた。鏡で見たら成程、本当に酷い顔だった。
この日の演奏はステージに常設してあったデジタルアンプをうまく扱えなくて出音に難があり、それに気を奪われた形となった。演奏精度自体は悪くなかったし、外音も知人に聞いた所悪くはなかったそうだからPAさんの采配のお陰でどうにかなったものの、少しでも集中力が削がれるのならばこういう常設機材に何が置いてあるかわからないシチュエーションでは自分のアンプヘッドを持ち込むべきだったかな、と反省。
演奏自体は広いステージでテンションを爆発させるように出来たと思う。冷静に振り返ればこの日の演奏がこの連戦の中で一番荒れ狂っていた。ピッキングのムラ、っていうのはこの後の二日間も意識していく事になる。
演奏終了後は翌日もあるし、名古屋に戻ってからの駒田君の電車の関係もあるので比較的すぐにお暇する事になった。演奏直後に声をかけて下さった打首獄門同好会の大澤さん、声をかけずにさよならする事になった先輩に友人達、ごめんなさい!
そして主催の宮木さん、今回のお話を紹介して下さったLOVELESS GUITAR 岡田さん、本当に有難うございました!
唯一の心残りはex.岐阜51の山口さんの演奏が、機材調達のバタバタの関係で拝見出来なかった事…この悔いは必ず、いつか!
名古屋モドリ後はデブソバリパブリックでラーメン食べて、帰宅。
初日は無事に終了!
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