EarthQuakerDevices Afterneathを買った。

2017_02_05_001
少し前にEarthQuakerDevicesのエフェクターを手に入れた。
高品質かつブッ飛んだ音を(も)出せるという事でエフェクター愛好家の間では勿論、僕がよく閲覧しているこのサイトでも推されているブランドである。日本では中尾憲太郎さんも最近ここと契約されたのか、よくここのものを使われているようで痒いところにも手が届くと絶賛されている模様(歪み気になる)。
日本の楽器店でもこのエフェクターブランドのイベントが行われたり、うん、気になるよね。
というわけで僕、このブランドに興味津々、かつ気の利いたリバーブを探していたところに以下の動画を観てしまって完全に心奪われてしまった。


いや最高かよ。
というわけで中古のブツを探して購入、数日後に輸送されて手元に届いた。
「異次元のリバーブ」を掲げて作られたAfterneath、ショーとディレイとリバーブの複合機でディレイ寄りかリバーブ寄りかをDragコントロールで調節して、という独特なコントロールや同メーカー基本の設計なのかな、ドライシグナルは完全に維持されたままそこにエフェクトを足していく感覚での音作りも含めて大変面白いペダルだった。
だった、と何故過去形で書いているかというと既にもう手放してしまったから。ペダルのせいではない、僕の好みの問題。

Afterneathはショーとディレイとリバーブの複合機でdragコントロールを完全にリバーブ側にしてもディレイはかかる。で、感覚的には「ディレイサウンドにリバーブがかかる」のでベースギターをガンッと弾くと僅かな間隔の後、「異次元にて放射状に広がった」美しいリバーブサウンドを伴ったディレイシグナルが返ってくる。あ、ちなみに何が凄いって完全に入力信号にエフェクトのかかり方も追従してるよ。強く弾くと残響も凄いし弱く弾くとちゃんとメロウにかかって返ってくる。変わった音ではあるけれどもそういうところをブッ飛んだままにしてないのがちゃんと美しい音を出して欲しいっていうブランド側のこだわりが見えるようでこれは凄いと思った。
で、話は戻るけれどもその「僅かな間隔の後」というのが僕のその時求めているものとは違ってしまっていて。コントロールを弄繰り回してしばらくは悪戦苦闘し、スタジオにも持ち込んで検証していたのだけれどもその時演奏で使いたいリバーブサウンドではなく。
最も身近な同好の士studio penne君に譲ってしまった。彼の方が僕より巧みに使うだろうから。また、彼の方が同ブランドへの愛着も深い(リンク先のブログでは同ブランドのレインボーマシーンについてレビューも書いている)しね。僕はその代わりに彼から得たお金で「やっぱりお前か、お前なのか」と「気配りの効いた」リバーブペダルを手に入れたのだった。それについてはまた後日。

いやあエフェクターって面白いなあ。

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