突発的な飛騨高山旅行。

週末はまず、平日の間に溜めてしまった家事を二人掛かりでやっつけるところから始まる。洗濯洗い物、荒れてしまったリビングの片付け等だ。
で、それを終えると遅めの朝食、それをしながらさて今日はどんな予定があったかな、と思い返す。
たまたま妻も僕も体が空いていたので飛騨高山へ出掛けようという事になったのだが、なんだかんだで動き出したのがお昼過ぎ、2時半頃だった。

高速道路をミラココアはひた走る。
飛騨高山って、ひょっとしたら初めて行くかもしれない。いや、行った事があるのかもしれないけれども観光として、観光地としての飛騨高山を訪れた事はなかったのではないか。
以前にも夫婦で飛騨高山を目指した事があったがその時は路面が凍っているという事で郡上の辺りで断念したのだった。

無事に飛騨高山に到着したのはもう日も沈んだ夕方5時過ぎ。駅前に車を停めて観光地らしい通りはどこだ、とウロウロしていると所謂「飛騨高山らしい」通りに出くわして一気に旅情が立ち上がってきた。いいね、俺はこういうの求めてたんだよ。
だけれども残念、ほとんどのお店はもう営業を終えてシャッターを下ろしたり暖簾を畳んでしまっていた。意外と早仕舞いなんだな、飛騨高山。

飛騨高山での目的は2つあって、1つは高山ラーメンを食べる事。もう1つは気の利いた温泉なんてあろうものなら見つけてキメる、という事。
高山ラーメン、あるにはあったのだけれどもそれよりも飛騨牛のすき焼きに心が奪われてしまう。少し前より愛読している『野武士のグルメ』の「かっこいいすき焼き」のエピソードが妙に好きで、最近密かにすき焼きブームなんだよね。ブームって言っても頻繁に食べられるものでもないけれど。


飛騨牛のすき焼き、ドーン!

食べ終えて満足すると温泉を探す気力も萎え、土産物を買って名古屋へモドリ。飛騨土産で一杯やろうぜ、と友人に連絡を入れて3人で帰宅。
アルコール分高めのチューハイで酩酊してこの日は終了。気がついたらリビングで寝てしまっていた。風邪を引くからこれからの季節、気をつけないと。

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