5月3日の日記である。
連休もここまで続くと連日の夜更かしがたたり、生活時間がずれ込んでくる。いつもは朝6時過ぎに起床しているのに9時過ぎとかに起きてしまう。目覚まし時計をかけて就寝しないのでさもありなんといった感じではあるが、どうにも不慣れな生活時間で生活していると体に負担がかかるのか倦怠感がうっすらと肉体にまとわりついているかのようだ。
前日に行こう行こうとしていたけれども時間の関係で行けなかったお宝市番館 尾張小牧店へ妻と娘とドライブ。目的としては僕はエフェクターを購入前提で試奏しに、妻は不具合が起きているゲーム機のコントローラーを見に、といった感じ。
「BOSS PW-2はギターで使うには扱いづらいし音も良いわけではないがその極端なローブーストっぷりがベースギターには丁度良い」という評価を聞いてどうにも気になっていたPW-2、尾張小牧店で安価で販売しているとインターネットでの情報で知り気になっていた。SNSで「PW-2が気になる」と発言したところ友人から「あれは黄色い文鎮だよ」と言われたり同好のベーシスト氏からは「僕は試しましたが好みではありませんでした」と言われ、実質9ヶ月しか生産されていなかったその超絶不人気っぷりの裏付けになろうかという評判ではあった。
つまり酷評、ね。
だがしかし、たった一人ではあるが知人のベーシスト氏が「最高のベースファズ」と絶賛し、今をときめくEarth Quaker Devicesの宣伝担当のベーシスト氏も「僕は歪みもののペダル集めが趣味で過去にはPW-2なんかも使ってた」と発言する等どうにも挑戦意欲をそそるような絶賛も垣間見え、これは実際鳴らしてみる他あるまいと妻と娘を強引に誘いわざわざ車で45分のリサイクルショップまで赴いたというわけだ。
で、結論、購入は見送った。「滅茶苦茶安いし(4000円きるくらいである)、音楽で得たお小遣いもあるしそれ使って経済回そう!」くらいの気持ちでハンドルを握ったものの、お店を出る時には「これは戦略的撤退である」と自分の決断に間違いがなかった事を確信する始末。酷評される程酷くもないけれども、なんだか敢えて購入する程ではないな、というのが正直な感想で、そりゃあ試奏コーナーでのちょろっとした試奏じゃあその全貌は計り知れないけれども、どうにもこうグッとこなかったので僕にしては珍しく購入を見送ってしまった。こういうのもご縁だしね。
結局、妻も近所のお店で中古のコントローラーを安価で見つけ、ただのドライブになってしまった。けれどもまあ、無駄ではなかったと思う。気になるペダルがある、という状態は放っておくと変に気になり続けてしまって判断を誤る要因になりかねないので。
夜はstudio penneこと鈴木君と今やその妻である田中さんが夫婦で遊びに来てくれた。
皆でピザを食べ談笑した。
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