前回まで
■グローサーフントを作る 第1回 安売りされているキットを購入→組み始める
■グローサーフントを作る 第2回 引き続き、組み上げ作業を行う
■グローサーフントを作る 第3回 ようやく組み上がる(肩周りが凄かった)
ようやく組み上がったグローサーフント。
これまでの模型製作の中で一番『メカを組み上げている』感があった。
プロポーションが気に入らないものについてはキット自体を切ったり繋げたりしてきたけれども、今回に関しては一切そういう事は行っていない。する程完成形が見えないというのもあったしする余裕がなかった。
一度グローサーフントを仕上げてみれば見えてくる部分も色々あろうかと思うけれども、とりあえず最初はストレートに組んでいこうと思った次第。
さて塗装を行う前に鋳造表現なぞと思ったのだが、その前段階で関節を固定した方が色々作業がしやすいんじゃないかと気付く。
パーツ毎にバラバラに出来た方が塗装はしやすいのだろうけれども、組み上げたものをバラバラにして色を縫って組み直して固定して、というのは何だか自分に向いていない気がするし、完成形を見据えながら色を塗った方が楽しい気がするので今回はこの段階で接着剤で関節をバッキバキに固定していく事にする。
AI搭載の無人兵器が小首をかしげるようなAIらしからぬポーズをする事で不気味さが出ないか、とあーでもないこーでもないとやってみる。
今回は固定する関節が多い上に接着剤を流し込む場所も狭くて難儀そうだったけれども、こういう時のために瞬間接着剤の先端に取り付ける流し込みようのチューブが大変に便利だ。waveの瞬間接着剤もこれでピンポイントで流し込める。しかも手元で微妙な量の調節も出来るので、これがなかなかに具合が良い。
今回ばっかりはこの流し込み用のチューブがなければどうしようもなかったと思う。
なんでも用意しておくべきだなあ。