前回まで
■グローサーフントを作る 第1回 安売りされているキットを購入→組み始める
■グローサーフントを作る 第2回 引き続き、組み上げ作業を行う
■グローサーフントを作る 第3回 ようやく組み上がる(肩周りが凄かった)
■グローサーフントを作る 第4回 関節を固定していく
■グローサーフントを作る 第5回 鋳造表現を施す→足の裏に軸を打つ
■グローサーフントを作る 第6回 サフ筆塗り→グリーン系で塗装
■グローサーフントを作る 第7回 迷彩塗装→気に入らなかったのでグレーで上塗り
■グローサーフントを作る 第8回 キッチンマジックリンで塗装を剥ぐ→再塗装
■グローサーフントを作る 第9回 マスキング→部分塗装
■グローサーフントを作る 第10回 識別帯を塗る
■グローサーフントを作る 第11回 細かい塗装修正→『目』→塗装完了
■グローサーフントを作る 第12回 修正しつつ、デカールを貼る
いよいよグローサーフントの製作も終盤。
模型製作の何が一番楽しいって今のところ、『汚す』作業が一番楽しい。
勿論組み上げるのも塗装するのも細かい修正も、模型製作の工程は大小様々な快感に満ち溢れているけれども、この『汚す』という作業は『ピッカピカのメカ』が一気に現実味を伴った『そこに存在する機械』になる実感が伴って実に楽しい。
汚す行為によって模型のディティールが目立って格好良さが際立ったり、そこに様々な想像力を刺激する要素が立ち上がってくるのも素敵だ。
御託を並べたけれども、何だかんだで衝動的に手を動かす事に変わりはない。
Mrウェザリングカラーで全体的に汚す。
フィルタリングと墨入れを兼ねているといえば聞こえは良いけれども、興奮しながら衝動的に手を動かしているだけなのである。
今回は割とキッチリ汚す(変な表現だ)事にした。
クリアカラーを吹き付けて、他のMrウェザリングカラーで汚し塗装。
(この辺は特に汚れるだろうな)とか考えながら手を動かすのが兎に角楽しい。
頭の中ではグローサーフントはもう何度も出撃して戦場を歩き回っているのだった。
気が済むまで汚したので今日はこの辺で。クリアカラーでセーブしてまた明日。