前回まで
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第1回 一気に組み上げる(1機目)
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第2回 鋳造表現→サフ筆塗り
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第3回 妻が参加→筆塗り(1周目)
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第4回 ちょいっと筆塗り
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第5回 重ね塗り→ちょこっと工作
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第6回 結局また塗り直してみる
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第7回 塗装、これで良いのだろうか
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第8回 良くなかったので再塗装
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第9回 塗り重ねる→続フィギュア塗装
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第10回 武器、座席、フィギュア塗装
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第11回 1機目ひとまず完成
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第12回 2機目を組み上げる
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第13回 鋳造表現を施す(2機目)
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第14回 2機目、1周目の塗装
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第15回 2機目、色を塗り重ねる
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第16回 白化リカバリー→微調整
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第17回 クリアパーツ磨いたり等
■Hasegawa グスタフ 1/35を作る 第18回 ヴィネット製作
舟橋は、悩んでいた。
グスタフ2機を台座に固定したは良いが、どうも空間が気になる。妻にも見せてみたところ「この辺が気になる」とやはり同一の見解。模型を作った本人が気になるし、そこまで関心がない妻でもそう見えるのだ、つまりその空間が明らかに「どうにかせねばならない」。
1/35スケールの木箱だったり猫だったりを見つけたのだが、どうにも決め手に欠けるというか、それで良いのかなという感じもある。確かに何かを置きたいという気持ちはあったけれども、グスタフ2機を並べた時に「この2機が並んで戦場を行く際の緊張感も欲しい」と思ったのも事実。となると情報を増やし過ぎるのもなあ。
とここまで考えて思いついた。木製ベースを買った時にジョー〇ンで鉄道模型用のグラスセレクションを購入していたのだった。
一見緑がかったフワフワに見えるけれども、これを台座に撒く事で草が表現出来るという。
使用方法も簡単。木工用ボンドと水を1:1の比率で合わせて、それをベースに塗り、その上からグラスセレクションを茶こし等で撒くだけ。
やってみると成程、結構それっぽくなる。草が立った感じが欲しかった場合は一巡して固定された草むらに、上から水と木工用ボンドを混ぜたものを軽く(一度生えた草を抑えつけないように)塗って更にその上から茶こしでグラスセレクションを撒くとの事。
やってみると、確かに草が少し立った気がした。
あぜ道の脇に生い茂る雑草、だけというのも違和感があったので砂粒(どこで買ったのだったか、模型用のこういうのが材料置き場にしまってあった)を撒く。
固定はやはり水と木工用ボンドを混ぜ合わせたもの。
ボンドが乾燥したところでMr.ウェザリングカラーの砂汚れが再現出来る『サンディウォッシュ』を砂に塗る。
写真だとまだ馴染んでいないけれども、情景テクスチャー粘土にもMr.ウェザリングカラーを塗ったりウェザリングマスターで砂埃を撒いたりと、色調的に違和感が内容に馴染ませていく。
この辺にも石(=砂)を配置。
ボンドが乾いたMr.ウェザリングカラーで馴染ませるのは同じ。
あとは微調整を施すだけ、完成間近！