NITTO S.A.F.Sを作る 第12回 フィギュア塗装やり直し【序】

前回まで
NITTO S.A.F.Sを作る 第1回 自分と同い年のキットを製作開始
NITTO S.A.F.Sを作る 第2回 合わせ目の修正→組み上げ→修正
NITTO S.A.F.Sを作る 第3回 届いたスプリングでちょっとした工作
NITTO S.A.F.Sを作る 第4回 足の裏に軸を打つ→関節等、固定
NITTO S.A.F.Sを作る 第5回 鋳造表現→メカサフヘヴィを筆塗り
NITTO S.A.F.Sを作る 第6回 塗装で遠回り
NITTO S.A.F.Sを作る 第7回 清水式塗装に挑戦→怪我の功名で良い感じ
NITTO S.A.F.Sを作る 第8回 塗装を続ける→気持ち良くなる
NITTO S.A.F.Sを作る 第9回 パーツ毎の塗装を進める
NITTO S.A.F.Sを作る 第10回 機体微調整→フィギュア塗装開始
NITTO S.A.F.Sを作る 第11回 続・フィギュア塗装→やり直しを決意

決めたからには早々に手をつけた方が良い。
というわけで娘達(長女、次女)の寝かしつけを終え、フィギュアの塗装のやり直しを決行。
マジックリン片手にフィギュアの色を引っぺがすところから始める。
初めてマジックリンで水性アクリル塗料を剥がす事に挑戦してから約4ヶ月。最初こそキッチンマジックリンにキットを漬け込むくらいの勢いで時間を使ったものだが、もう割と慣れ(本当は慣れたくはない)てしまった僕はキットに直接シュッシュとマジックリンを吹きかけて、数十秒数えたらそのまま水道水でジャージャー洗い流すのであった。


フラットフレッシュを水道水で薄めて、何度か重ね塗りをして色を明るくしていく。
ついでにフィギュア全体に塗って、服を塗装する際に明るめに発色するように調節した(つもり)。
右手はマジックリンを拭き取る際に手首からポキッと取れてしまった。また接着すればよろしい。


うん、明るくなってきたぞ。
今度はある程度塗装したらウェザリングカラーで墨入れして、黒目を描いたり白目を塗ったりはしないようにしようと決めた。
フィギュア塗装は今後も挑戦こそするだろうけれども、現状は機体の『背景』としてのニュアンスが強いので人物はそこまで主張しなくて良い。よって顔もそこまで細かく塗り分けて記名性を出さずとも、という考えである。どうやったって主張が強くなるもんな、目を塗ると。それとも巧く塗る事が出来るようになるとそのあたりも調整が出来るようになるのだろうか。

塗装作業中はこんな事を考えたり、時にはブツブツ言ったりしながら自分と向き合い続けている。