wave製A.F.S Mk.Ⅰ&Ⅱを作る 第1回 ザッとでも組み上げる

仕事後に頂いたご縁で人と会食。
はじめて時を重ねる方であったけれども刺激を受ける。人生は刺激の連続である。

帰宅後、コンビニのコピー機で印刷したい楽譜があったので最寄りのセブンイレブンへ。
所謂バンドスコアは僕が高校生時分から存在していたが当時は楽器屋でアルバム毎、または1曲単位で販売されていた。
確か1曲あたり1000円しなかったと思う。
それが今はネットでダウンロード販売→自宅で印刷またはコンビニプリントってんだから良い時代になった。
お店に在庫がなくとも取り寄せたり楽器屋を梯子したりしなくて済むのだから便利が良い。
では楽器屋のバンドスコアの棚はどうなっているのか?今度見てみようと思った。
印刷を済ませて再度帰宅。

仕事後の平日の夜をここまで好き勝手に過ごしているのには理由がある。
妻が娘(長女と次女)を連れて義父方の実家である伊勢志摩に里帰りしており、金曜夜まで僕は社宅で一人暮らし状態なのである。広いリビングもベビーベッドももぬけのからである。
慌ただしく過ごしている日常を思うと寂しく感じるが、この数日間でしか出来ない事をやろうと決めていた。

リビングで模型制作をする僕は夜毎の作業の都度、キットやら工具を出したりしまったりを繰り返している。
家族に気を遣っているつもりだし何より幼い子どもがいるので危険防止の観点からこれは必須のルーティンである。
故に、こんな時にしか出来ないであろう。
模型制作に勤しみ、机上そのままに就寝してしまうのは。


写真再掲。
というわけで先日愛妻が大阪土産に買ってきてくれたwave社製A.F.S Mk.Ⅰ&Ⅱを作っていく。
そういえばこのタイプの、茶色ベースでないフルカラーのキットを作るのは初めてではないか。
というかwave社さんのキット製作が初めてかもしれない。
接着剤不要、ポリキャップで稼働式との事だけれども接着剤を使って関節を固定して作成していく。
作り慣れたやり方が一番製作に集中出来ると判断したからである。

流石最近のキットだ、サクサク組める、と思いきや意外とパーツ同士の間に隙間が空いたり一筋縄ではいかない面白さがある。
組み合わせ方が悪いのか、それともコツがいるのか。特に腕パーツにそれを感じた。
上の写真(↑)で明らかなようにA.F.Sはパワードスーツを着込んだ兵隊という風合いが強い。後にこれがS.A.F.Sに発展していく、傭兵軍側の最初期の機体だからだと思うのだが味方によっては冷蔵庫を被っただけの兵隊のようでさえある(だが勿論、そこが良い)。
ヘルメット部分はクリアパーツで顔が見えるようになっているのだが、それ故にどのタイミングでヘルメットをボディ側に接着するか慎重になる必要がある。
組み上げ→顔を塗装→顔を墨入れ兼軽くウェザリング(フィギュア部分にウェザリングってのも変な話だが)→クリアパーツをヘルメットに固定→ヘルメット固定という順番で仕上げていく。


まずは勢い任せでも組み上げる。
合わせ目消しについてはこの段階で最低限、後々キチンと消していく事にする。
合わせ目が結構目立つ位置にきてしまうけれども、こればかりは仕方なかろう。


背面。
後ろから見るとデカいエンジンを背負っているようで格好良い。
ただの鎧ではなく、きちんと兵器なんだなと感じさせてくれるフォルムだ。
きちんと兵器っていうのも変な言い回しではあるけれども。
この日は組み上げるところまでとした。