楠本さん(NOVELS)からSNSのメッセージで連絡が来たのは7月の終わり頃。
「9月に誕生日イベントを開催予定で、そこでセッションをしようと思っているので参加しませんか」との事。
ドラムは結婚式の二次会でベースギターを弾いて以来すっかりご無沙汰してしまっている伊藤専務との事。
久しぶりの専務との演奏も楽しそうだ。
楠本さんは行きつけの中古エフェクター屋さんの店長も務めてらっしゃり、これまた大変お世話になっているので恩返しもしたい。参加する事にした。
会場は大須のHOPE MUSICという楠本さんがギター講師を務める音楽教室のスタジオである。友人知人が出入りしたり講師を務めているので知ってはいたけれども足を運ぶのは初めて。何だかんだで会場入りして音出しをしてから、イベントスタートまであっという間だった。楠本さんの生誕を祝おうと遠方から駆け付けたファンの皆様に向けて、至近距離での演奏である。音量はある程度配慮してセッティングしたものの、それでも十分に大音量といえるレベル設定。最初こそ、気を遣った。
この日の写真を頂いた。折角の写真なのに僕のアホ毛は一体何だ。
簡単なテーマだったり「こんな感じ」みたいな簡易セットリストは楠本さんが組んでいたけれども、所謂セッションはよくよく考えれば人生で初めてではなかったか。『丸の内サディスティック セッションver.』といわれてもこちとらセッションの定石さえ知らないディストーション馬鹿だ。一生懸命食らいつくように演奏した。楠本さんも専務も手練れだもんだからどうにかなったようなものだ。
曲間は緩やかな進行でリラックスムード。
お客様は推しの楠本さんのトークも楽しみにきているだろうという事で僕は出来るだけ黙っていようと思ったのだけれども、いやいかんね、つい楽しくなって喋ってしまうのだ。許してくれた楠本さんに感謝。
ちなみにクイズコーナーなんてのもあって「舟橋は5キロのダンベルを何回上げる事が出来るのか」というクイズが出題。
地獄か!右腕は37回、左腕は何故か52回出来た。腕がプルプルになった。その状態でベースギター弾くよってんだからどうなってんだよこりゃあと思ったものだ。
こういうの、初めてだったけれども楽しかったねえ。
生誕イベントに多くの人が集まるのも盛り上がるのも全て楠本さんだからこそ。
ちなみに楠本さんにも内緒で伊藤専務と打ち合わせてNOVELSの『ミッシングリンク』をコピーして臨んだんだけれども披露する機会があって良かった。久しぶりにしっかりコピーに取り組んだ。
僕はタブ譜しか信用していないので事前にタブ譜を手に入れてコピーしていたんだけれども(ここ数年で一番ベースをコツコツ弾いたかもしれない)、この日楠本さんに話を訊くと「あー、あの楽譜はちょいちょい間違ってるところあるんですよね」との事。
まじか。
『ミッシングリンク』、難しかったけれども楽しかった。
改めて、楠本さんお誕生日おめでとうございました!
この日のペダルボード。
少し前に組んだ即興演奏用のペダルボードからファズを入れ換えただけ、である。
ファズを入れ換える必要もなかったのかもしれないけれども、気に入っているファズは理由がなくとも定期的に使いたい。
BEHRINGER BRASSMASTERと適時入れ換えて使うんだろうなぁ。