前回まで
■wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第1回 1ヶ月半の休止→模型製作再開
じわりじわりとA.F.S Mk.Ⅱの製作を進めている。
ポジティヴにいえば「コツコツと進めている」、ネガティヴにいえば「遅々として進んでいない」という状況になりそうな程の進捗であるがこの製作ペースも2025年秋のリアルな製作ペースという事で記録したい要素の一つであるからして、ありのままに細かに書いていこうと思う。

今回はフィギュアの顔もこれまでのように汚し兼墨入れだけで良しとせず、少しでも面相筆で塗ってみようと思ったのだった。
白目部分と黒目部分を塗る。どこかの先輩モデラーの製作記録で「黒目の位置は唇の端とあわせるとそれなりにバランスのとれた見た目になる」と読んだのでそれを意識して面相筆の先っちょを触れるか触れないかくらいのところで少しずつ近づけていく。
塗る、というよりかは筆先を使って塗料をのせるくらいのささやかな気持ちだ。
顔面の鼻筋だったりおでこだったり他の部位よりも前にでていそうな部分は地肌の塗料に白系統を混ぜて色を少し明るくしたものを重ね塗りした。

関節部分の隙間が気になるので、ポーズを決めた後にパテを盛っていく。
最終的に関節をバッキバキに固定する気満々なのでこういう工程が生じる。関節が可動するように製作するとこういう事は出来ないもんなあ。接着剤不要のスナップフィットだけれども合わせ目消しをしたいので接着剤を使用しているし、一番最初に作ったのがウン十年前のNITTO製のキットだったので「マシーネン製作はそういうもの」だと自分の中で思っているんだろうなと自覚している。
話が逸れた。パテは水で濡らした爪楊枝を使って隙間にも押し込んでいき、形を整えておく。関節部分のパーツはポリキャップ=PEなので塗料がのるようにプライマーを事前に塗っておいた。
パテの乾燥時間が必要である。
この日はここまでとした。