ALTRA&CRYOGENIC企画『人生ストリッパー」』

不完全密室殺人+伊藤誠人+急遽同行してくれたまっち氏による不完全密室殺人6人ver.で新宿motionで挙行されたALTRA&CRYOGENIC企画に出演してきた。

そもそもALTRA~と出会ったのは池袋手刀ドーム、彼らは我々の次、その日のトリの出演だった。曲中で使用したキャットフードをぶちまけるという我々の突発的行動によりステージ上はキャットフードまみれになり、清掃をしたものの獣の匂いはとれはしなかった。
音楽を演奏する人間として、これが如何にハンディになるかは明らかだろう。しかし彼らは緻密でダイナミックな演奏をやってのけた。
それに加え、我々の本来ならば駆逐されてもしょうがない行為に対し彼らは寛容な精神と友好的な態度をもってして接してくれ、僕は彼らに好意を抱いたのだった。

インターネットというのは存在するのが当たり前過ぎてメディアでは負の側面ばかりが取り上げられがちだが、ALTRA~のキャプテン相良直宏君とその後交流を深める事を可能にしたのがインターネットなれば、僕はネット社会も悪くないと思えるものである。

実際会うのは3回目だが、旧友に再会するような感覚を抱いたものである。

開場し、フロアに向かった僕が見たのは沢山の人。沢山の人間が彼らの企画に集まっている。近くにいたALTRA~のタスク氏に声をかける。嬉しそうな顔が印象的だ。
どんどん増えていくお客さんを目に、モチベーションがどんどん上がっていく。

我々の演奏は良くも悪くもライブというナマモノであった。お客さんの反応も悪くなく、嬉しい。我々を観に来て下さった皆さん、アルバムを買っていって下さった皆さん、声をかけて下さった皆さん、あの場にいた皆さん、本来ならばゆっくりお礼を言いたいのですがこの場を使って最大級の謝辞を。

ALTRA~は美しく、力強いバンドだ。歌詞に使われているセンテンスは悲しく、演奏は張り裂けそうだ。しかし力強く美しい。逞しく、何かを鼓舞するようだ。
このバンドと出会い親睦を深め、そして再び共演している。私事ながらそんな思いが頭に浮かぶ。
本当に出演出来て良かった。実に楽しかった。この夜を糧とし、明日のライブも頑張ろうと思う。

あ、しまった、ALTRA~メンバーと記念写真撮ってねえや。
変わりでは勿論ないけれど唯一この日の記念写真を。
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12月に三度共演するabout tess takutoさん(この日はカオティック・スピードキングとして。凛として時雨 ピエール中野さんとのユニットはまさしくバトル。狂騒をまといながら全力疾走する様はインパクト絶大だった)と山田君と僕。
ALTRA~の皆、今度会ったら昨夜の分も写真撮ろうよ。

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