i GOで2時間、JONNY(ドラムがギバ君ver.)、更にJONNY(ドラムが山本さんver.)で合計6時間近くスタジオに入った夜。i GOはスタジオのジャズベースをアンペグに直接突っ込んで弾いたけれども、JONNYは久しぶりに昔使っていたエフェクターを持ち込んで鳴らしてみる事に。
ひょっとすると世界で最も有名なファズ・エフェクター、BIG MUFF。今回はロシア製の中でも比較的近年まで販売されていた黒い奴を。
これを買ったのは今から7年前、2004年の3月28日だ。何故断言出来るかといえば、20歳の誕生日に買った20個目のエフェクターがこれだから。7年前に20個という事は、逆に言ってしまえばこの7年間で80個近くエフェクター買ったのか、俺・・・。
で、当時は繋いでるだけでハッピー、酷い音でも変われば楽しい、みたいな状況だったので音の良し悪しはわからず。何となく使いやすい音だなと思った記憶はある。さて7年間寝かしておいてどうなったか。
・・・あー懐かしいな、そういえばインプットとアウトプットが普通のエフェクターとは左右逆だったなあ。電源アダプターも使えずで電池駆動オンリーだったっけ。この無骨なルックスも懐かしい。
どれ、音の方は・・・うひゃ懐かしい。そうそう、こんな音だったなロシア製BIG MUFF。ブッシャーッ!と歪む音だ。何ていうか、BEN FOLDS FIVEみたいな?そんな音である。これは気持ちが良い。エグ過ぎず、これって意外とポップなアンサンブルにも馴染みやすいんじゃなかろうか。
ボリュームを時計の3時くらいまであげないとバイパス時とバランスがとれないのは仕様なのか。故障なのか。
本機はNYC製と比べれば比較的ディストーション寄りのキャラクターではあれど、その根底にあるものは紛れもないBIG MUFF。踏んだだけで何か力が漲るような、そんな気がした。
コメント