HOMEPARTY

e23d9acf.JPGJONNY企画「HOMEPARTY vol.5」に出演した。
主催者JONNYメンバーが本当に好きで我々を誘って下さったという事を肌で感じ、感動をおぼえた。

演奏の荒さは否めない。ただ今日はねじ伏せるというよりかは無心に楽しめたので前向きに反省できた。バンドとしてのまとまりを追求するのならば、現状ではまだまだだろう。納得した瞬間にバンドとして「行き着いてしまった」ならば、それはある種の到達地点であり、求心力こそが表現集団としての燃料ならばこの命題は果てなき課題でもあるのだが。

いずれにせよ今日は刺激的な一日だった。無心に楽しむという事はかくも得難い事か。JONNYのunclefuckerとPOPSTARは珠玉の名曲だ。キャッチーとは何たるかを打ち出していると感じる。

技巧的或いは前衛的な演奏表現はそれに見合うだけの演奏技術が必要とされる。だが世の中には往々にしてあるのだ、それらの要素を一切廃した、素のまま出した音楽が人の心を捉える事が。前述した二曲は単純とは言えないけども、シンプルにタイトな演奏(これ程難しい事もないかもしれない)であるが故に演奏者の個性や感情がダイレクトに感じられる。キング・クリムゾンを愛聴している際には得難いカタルシスを感じる。

小難しい理屈をこねるのはもうやめよう。それをしてまとめるには余りにも無邪気に楽しい一日だったのだから。

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