25日、26日と二日間にわたって繰り広げられたi GOツーマンシリーズも無事、終了した。
サポートメンバーながら、実に充実した時間を過ごせたと思う。本当にいつも有難うございます。
25日はNOT REBOUND 先輩と、26日はアナログフィッシュ 先輩と共演したのだがこんなに豪華な二日間をおくれたのもi GOならでは、である。勿論今更感じたわけではないけれど、改めてサポートさせて頂いて本当に良かった。今池HUCK FINN30周年、そしてもうすぐi GOも初ライブから5年を迎えようとしているこのタイミング、このタイミングでこのツーマンシリーズというのは本当に面白いと思うのだが、ご来場頂いた皆様お楽しみ頂けたでしょうか。
NOT REBOUND先輩、自分がバンドを続けていく上でああなりたいという理想形の一バンド。あの先輩達、普段から仲良くて、それが凄く良い雰囲気。長くバンドを続けるコツみたいなものを言葉ではなく振る舞い方で見せて頂いている。勿論様々な局面を潜り抜けて、踏破しての今のお姿なのだろうとは理解しているけれども、僕も先輩と同じ年齢になった際にあのようにバンドを続けていたい、と痛切に思う。
パンクなんだけども、決して殺伐とするわけではなくてキャッチーな曲に(ライブ中にフロアで合唱が起きてたけど、気持ち良くわかります)投げるだけではなくて受け止める、そんな信頼感をフロアー中に満たせるのはやはり先輩方だからこそだと思う。
アナログフィッシュ先輩は、それこそ学生時代とかはまさかご一緒出来るとは思っていなかった。浅学で申し訳ないがライブを拝見するのは初めてで、しかもそのライブが目茶苦茶良くて「この後に自分が出てくのか」と個人的にはやたらめったら緊張した。そうだなあ、普段の3倍くらいの速度で緊張が体を支配した。演奏終了後にフロアでお客さん達が「良かった!」とか「素晴らしい!」とか口々に言っていたけれども本当にそう。非常に音楽的で、芸術性溢れる演奏だった。
僕はね、自分が楽器を握った頃にはこんな生活を、こんな体験を出来るとは思ってもいなかったよ。
26日にHUCK FINNに茜谷さんと自転車で乗り付けて、吹原君がチューニングしながら踏んでいるキックの音を聞きながらフロアに入って、ステージの上には前夜そのままの自分のエフェクターがあって、控え室には自分のベースがあった。二日連続で同じライブハウスに出演する機会ってそうそうないし、その初体験をHUCK FINNで出来て良かったと思う。僕のベースも一夜HUCK FINNの、歴戦の猛者達が震えさせ続けた控え室の空気を吸って何かしら良い影響があるんじゃないか、と昨日の余韻に浸った頭で思う。
理知的な人からしたら馬鹿げた話に見えるってのは理解している。でも僕みたいな精神論者で、かつライブハウスに一種の神聖さというか、特別な感情を抱いている人間からするとそういう事なのだ。
i GOでの演奏も相応の回数を経験し、気がつけば僕が演奏出来るi GOの楽曲は20曲以上あるらしい。
いつの間にそんなに憶えたのか!
28日はチケット代無料(ドリンク代はかかります)のi GOワンマン。今から5年前のこの日、初ライブを行ったi GO。
僕はその日で27歳になります。
なんか、滅茶苦茶感情移入して演奏出来る気がしています。
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