8月10日、火曜日。
この日はiGO『LOVE & BEER』発売日。というわけで朝早起きしてiGOの挨拶周りに同行する事に。
TOWER RECORD熱田店、名古屋近鉄パッセ店、そして名古屋パルコ店の3店舗をシバヤマ社長の車で移動、各店舗の担当様にご挨拶したり店頭展開用のパネルにサインを入れたり(茜谷さんの「折角だし舟橋も何か書いておけやー」というお言葉に甘えて、熱田店のパネルには僕のサインも入っています笑)する。
どの店舗も愛情ある展開をして下さっていて、つくづくiGOがどれだけ愛されているのかを痛感したのだけれども、その中でも熱田店は佐野さんの「気迫」さえ感じた。
で、その後は茜谷さんと昌吾さんと柴山社長と大須にてホルモンまぜそばやら唐揚やらを食らう。汗をだらだら流しながら乾杯して(最近は本当によく飲んでいる。夏、だからか)ジャンク感満載の食事。最高じゃないか!良い気分過ぎて酔っ払ってしまった。
で、この日めでたく発売&リリースを迎えたiGO、mudy on the昨晩、TWOFOURの3バンドンによるUst配信ライブを行うため246名古屋へ。良い気分になりながら練習。今日のセットリストを決めつつ、噛みしめるように。ベースも良い具合なれば、俺も良い気分だ。
そして夜7時過ぎ、配信開始。この日の3バンドの演奏はいずれもアーカイヴが残っている。是非ご覧下さい。
配信ライブでの演奏に不慣れな事もあって若干不安だったけれども、246スタッフ様の手腕によってiGOでのベースは物凄い重低音!好きな感じのアグレッシヴさが出ており実に気持ち良い。演奏のミスも目立つけれども、アルバムにて演奏した人間として一生懸命ベースを弾いた。
しかし本番を観ていたりアーカイヴを観ても思うけど、3バンドとも良いライブをしている。発売日だもの、このお祭騒ぎ、ブチアゲようじゃないかとなったわけなんだろうけれども、物凄く多くの方がPCディスプレイの前で配信をご覧頂いていたようで、いや、やはりひっかかりとしてもこういう試みってのは喜ぶ方が多いのだなあと痛感。
3バンドの皆様、そして246スタッフの皆様、柴山社長に関係者各位、お疲れ様でした。そして勿論、おめでとうございます。
僭越ながら、メンバー以外でアルバム制作過程に最も多くの時間立ち会った人間の一人として、ここに僕の思いも書いておく。
iGOのアルバムにサポートメンバーとして関わって、物凄く多くの貴重な経験をし、貴重な瞬間を見た。
曲を作ったりバンドでアレンジをしている最中から「今回のアルバムは凄い事になるかもしれん」と思っていた。曲が良いとかメロディが良い等の芸術表現としてクオリティが高い、というのは当たり前に満たすどころか飛び越えてるなあと思うのだけれども、それ以上に今回のアルバム、茜谷さんが自分自身を全力投球したような曲ばかりだからだ。等身大の人間として、バンドマンとして表現に臨んだ結果、多分あのアルバムは物凄くパーソナルな匂いがするものとなった。一人の男性の頭の中とその生活を織り交ぜて、それをバンドとして練り上げた結果が『LOVE & BEER』なのではないか。
「そんな事まで言っちゃっていいんですか茜谷さん。そんなに正直で良いんですか茜谷さん」。何度も僕は思ったものだ。あのアルバムを聴いて受けた印象っていうのが、ひょっとしたらiGOに、茜谷さんの人間性にそのまま向いてしまう瞬間があるのかもしれない。しかしそれが故にあのアルバムは多くの人に愛されるだろう。茜谷さんが、昌吾さんが、吹原君が多くの人間に愛されるように、その人間性を注入したアルバムも多くの人に愛されるのだろうな、と思っている。
是非、聴いて下さい。
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