MK44 AMMOKNIGHTSを作る 第6回 ウォッシングに挑戦する

前回まで
MK44 AMMOKNIGHTSを作る 第1回 組み上げ
MK44 AMMOKNIGHTSを作る 第2回 サフ塗装→フィギュア塗装→塗装
MK44 AMMOKNIGHTSを作る 第3回 上半身パーツの塗装
MK44 AMMOKNIGHTSを作る 第4回 塗装完成
MK44 AMMOKNIGHTSを作る 第5回 水転写デカールを貼る

模型製作に於いて、キットのみならず工具類や塗料類も可能な限り店舗に足を運んで購入するようにしていたのだけれども、ヨドバシカ〇ラのアプリが大変便利な事に気がついてしまった。目当ての商品が近場の店舗に在庫があるのか在庫検索も出来る上に、そのまま購入すれば翌日には自宅に配達されてしまうという便利さ。
しかも品揃えが非常に、良い。


というわけで今回は新たにエナメル塗料を用いたウェザリング(汚し作業)の中でもウォッシングという技法に挑戦する事にした。
このMr.ウェザリングカラーもこれまたウェザリング、中でもウォッシングをする際には非常に扱いやすいという事でうすめ液と一緒に購入したのだった。
このMr.ウェザリングカラーをつや消しクリアーを吹いたキットに塗りたくり、うすめ液にひたした綿棒でこそぎ落としていくとキットの溝には塗料が残り、所謂スミ入れの効果と全体的にフィルターがかかったような仕上がりになる。綿棒で塗料の落とし具合をコントロールすれば汚れを残す事も出来、土汚れ等が再現出来てしまうという。
前夜にデカールを貼った後につや消しクリアーを吹いたキットに早速、しかし恐る恐る塗ってみる。
で、綿棒の先端で重力の方向に向かって汚れを落とすように拭いていくと、何たる事だろう。


こんなに変わるものなのか!
汚れが残って『ペンキ塗りたての新品感』が薄れたのは勿論、全体的に色が落ち着いて兵器感が増したというか、凄く格好良くなったぞ…!
もう興奮して一心不乱に汚しては拭き取り、汚しては拭き取りを繰り返したのだった。


これはやって大正解!
一気に「こういうのが作りたかった」というイメージに近づいたもんな。
しかも汚して拭き取るわけだから僕みたいなのでも出来てしまう。
完成前に、それまでの工程を眺めて惚れ惚れしたのは初めてかもしれない。
それくらい、このウォッシングという作業で得られたものは大きかったのであった。
やはりこの夜もつや消しクリアーを吹いて作業はここまで。