NITTO ナッツロッカー 1/76を作る 第6回 S.A.F.Sにポーズをつける→混合色を塗り重ねる

前回まで
NITTO ナッツロッカー 1/76を作る 第1回 一気に組み上げる
NITTO ナッツロッカー 1/76を作る 第2回 ちょっとした工作をする
NITTO ナッツロッカー 1/76を作る 第3回 補修→S.A.F.S 1/76製作→工作
NITTO ナッツロッカー 1/76を作る 第4回 サーフェイサーを筆塗りする
NITTO ナッツロッカー 1/76を作る 第5回 オリーブドラブで塗っていく

先日オリーブドラブで基本塗装をしたナッツロッカーに、情報量が増すようにオリーブドラブを基本とした混合色を塗り重ねて行く作業を施していく。
模型製作をするようになって世の中の色々な色合いに目がいくようになった。気がついたのは新品ホヤホヤの車とかは別として野ざらしで使われている工業機械とか重機の色についてだ。これまではシンプルに『黄色』とか『〇〇色』って表現しちゃってきたけれども、ほとんどが『黄色』ではない。黄色に様々な色が重なって、印象としては『黄色』だけれども複雑な色合いになっている。そういう様が格好良い。塗料皿の上でオリーブドラブと他の色を適当に混ぜた一期一会の混合色をオリーブドラブの基本塗装を施したキットに塗り重ねていく。これがたまらなく面白い。


とその前に、棒立ち状態のS.A.F.Sをどうにかしないといけないのだった。
サーフェイサーこそ塗ったものの、このままではどうにもしまりがつかない。
追撃してきたナッツロッカーを棒立ちで迎えるS.A.F.Sがどこの世界にいるものか。
プラモデル用ノコギリで腕と足を切り落として、ポーズをつけた状態でパテで継ぐ事でどうにか見栄えをよくしようと思う。


腕をひねって右足を半歩くらい後ろに引いて構える事で少しは様になったのではなかろうか。
右腕を左腕のレーザーガンに添えるようにしても良かったな、と今更ながらに思う。
ただそうなると左腕も切り落としたりそれなりの工程が必要になりそうだけれども。


オリーブドラブに混合色を何色か塗り重ねてみた。
最初はオリーブドラブとちょっと違うかな?くらいの色を調色して塗り重ねていたのだけれども、それじゃあ面白くないとどんどん色を混ぜた結果、何色塗り重ねたのかなという感じになってしまった。グレーが目立っているな…。
半分ウェザリングみたいになってしまったので、この後オリーブドラブを重ねて全体的に落ち着いた印象にした。
フィルタリングを施せば何となくまとまりが出るとは思うのだけれども、念の為。