前回まで
■NITTO S.A.F.Sを作る 第1回 自分と同い年のキットを製作開始
■NITTO S.A.F.Sを作る 第2回 合わせ目の修正→組み上げ→修正
■NITTO S.A.F.Sを作る 第3回 届いたスプリングでちょっとした工作
■NITTO S.A.F.Sを作る 第4回 足の裏に軸を打つ→関節等、固定
■NITTO S.A.F.Sを作る 第5回 鋳造表現→メカサフヘヴィを筆塗り
■NITTO S.A.F.Sを作る 第6回 塗装で遠回り
■NITTO S.A.F.Sを作る 第7回 清水式塗装に挑戦→怪我の功名で良い感じ
■NITTO S.A.F.Sを作る 第8回 塗装を続ける→気持ち良くなる
■NITTO S.A.F.Sを作る 第9回 パーツ毎の塗装を進める
■NITTO S.A.F.Sを作る 第10回 機体微調整→フィギュア塗装開始
■NITTO S.A.F.Sを作る 第11回 続・フィギュア塗装→やり直しを決意
■NITTO S.A.F.Sを作る 第12回 フィギュア塗装やり直し【序】
■NITTO S.A.F.Sを作る 第13回 フィギュア塗装やり直し【破】
■NITTO S.A.F.Sを作る 第14回 フィギュア塗装【急】→フィルタリング
有給休暇の月曜日。
ゴミ出しをし、小学校に行く娘(長女)を送りだし、娘(次女)に離乳食をあげる等する。
仕事がある日の僕はこれらのほとんどを妻に委託しており(出勤前にやっている事といえばせいぜいが朝一番のミルク提供とオムツ交換、あとゴミ出しくらいまでだ)、こうして平日のルーティーンを一緒に踏まえていくとその忙しさ、気遣いの多さに感服する。
妻よ、毎日有難う。やる事を増やしていかねば、と思う。妻もあと2ヶ月もすれば育休から復帰するのだ。ルーティーンを見直す前に自分が担当出来る事を増やしておこうと決意。
さて、妻は娘(次女)を連れて実家へ行った。これも妻のここ最近のルーティーンである。
お義母さんが膝を痛めており、自身の運動も兼ねて2人でプールへ行って軽い運動をしているのだという。その間、娘(次女)は祖母宅兼祖母が経営する喫茶店で世話して貰っているとの事。
この日は娘(長女)が昼過ぎには小学校の授業を終えて帰宅するので、それを出迎え、一緒に妻の実家へ向かう事となっていた。
それまでに家事を幾つかこなして、さあ、自分自身の時間を作り出す事が出来たぞ。
模型製作の時間だ。
今回はヴィネット(台座)にそこまでこだわるつもりもなかった。
情景はS.A.F.S機体とパイロットの2人で十分に立ち上がるのでは、と考えたのだ。
それでも2人がきちんと台座に収まるか採寸、こんなもんだろうとマスキングテープであたりをつけた。
この流れで足の裏の軸を差し込めるように台座側にも穴をあけておいた。
そういえば、S.A.F.S機体にアンテナを取り付けるのをすっかり失念していた。
前回フィギュアの腰のホルスターも付け忘れていた事に気が付いてから、少しだけ用心深くなったのが功を奏した。
真鍮線で自作。塗装も簡単にだけど施した。
エンジン部周りも汚していく。
Mr.ウェザリングカラーは便利だ。ちゃんと赤錆風の汚れが再現出来る専用のものが用意されている。
劇的に変わるわけではないけれども、これも情報量を増やす=格好良くするための工程の1つだ、と自分に言い聞かせる。
塗装が乾いたタイミングで情景テクスチャー粘土を盛った台座に固定。
とここでハプニング。真鍮線がスムーズに入っていかない。穴の径を間違えたのか。
あーでもないこーでもないと試行錯誤したものの、これ以上はキットに負荷がかかる予感がしたので潔く軸である真鍮線を引っこ抜いて接着剤で固定した。十分しっかりと固定出来た。
最初予定していた位置より随分と外側にパイロットがきてしまったけれども、まあ収まってるから良し。
パイロットの手首は悪戦苦闘する最中、力がかかり過ぎたのかパキッと取れてしまった。
もうこの程度では慌てない。接着剤で固定。
一旦これで様子を見る。