TAMIYA 1/48MMシリーズ Pkw.K1キューベルワーゲン82型を組む 第4回 仕上げ→完成

前回まで
TAMIYA 1/48MMシリーズ Pkw.K1キューベルワーゲン82型を組む 第1回 組み立て→サフ
TAMIYA 1/48MMシリーズ Pkw.K1キューベルワーゲン82型を組む 第2回 塗装始め
TAMIYA 1/48MMシリーズ Pkw.K1キューベルワーゲン82型を組む 第3回 塗装→汚し

ここ最近、平日夜の『自由時間』が確保出来ない。
いや、別に自由な時間がないわけでもないし何なら本質的には僕は常に自由な気持ちでいるのだけれども、この場合の自由時間というのは「完全に自分の気分のままにしたい事をしても誰にも負担も迷惑をかけない時間」である。つまりこの場合、僕以外の家族が全員寝静まった後の事を指す。
娘(長女、次女)の寝かしつけを大体21時過ぎ、遅くとも22時にはするようにしているのだが、その時同時に眠ってしまうんだよなあ。「じゃあ電気消すよー」の瞬間までは目がギラギラなのに、娘の寝息が聞こえてくるまでの間に少しずつ眠気が忍び寄ってきてそのまま眠ってしまうのがここ最近の常なのであった。
それだけ疲れているかと言われると自覚もなく、特にこれまでと変わった事もないので不思議に思って調べてみると「体重や体質の変化によって眠つきがよくなり、眠りやすくなる事がある」との事。
体質改善の証左、なのかもしれないなあ。
兎も角、金曜夜なので頑張って起きてもう終盤に差し掛かっている模型製作を進める事にした。

キューベルワーゲン82型は軽いウェザリング兼墨入れ兼フィルタリングを終えて、完成のその瞬間を今か今かと待ちわびている。
あと台座作成とウェザリングを軽くするのみ。新鮮な目で見ても良い感じになっているので、何晩も経た後で申し訳ないのだけれどもつや消しクリアを吹く。
つや消しクリアが乾燥するまでの間に台座作成。台座用の木材は幾つかストックしてあり、その中から丁度良いサイズの木片を選んで木工用ボンドを塗りたくる。そしてタミヤの情景テクスチャー粘土(ほぼほぼ毎回使うけれども未だに最初に購入したものをチビチビ使っている。結構コスパ良いんじゃないかな)をちぎっては盛り、ちぎっては盛りで成型。
そうこうしている間につや消しクリアも乾いたのでMr.ウェザリングマスターで土埃で汚れた表現を施してやる。
やり過ぎない程度に汚して、再度つや消しクリアを吹いて待機。
乾いた頃合いでキットを『地面』を持った台座に据えて瞬間接着剤で固定。


走ってきて停止したようにタイヤ跡を『地面』につけようと試みたのだけれども、うまく仕上がらず期待した程の効果なし。
この辺はまだまだ表現力不足だなあ。


とはいえ、何だかんだでそれなりに満足は出来る仕上がりとなった。
適当に組んで適当に塗って適当に汚して適当に用意した台座に据えるだけで「おお、格好良い」と自画自賛出来るのは、ひとえに元のキットのクオリティが高いからである。
組むのも楽しく組めたし元の作り込みが凄いからMr.ウェザリングカラーをキットにぶち撒けるだけでどうにかなってしまう。


それにしても本当に小さい。
車体のサイズ感でいったら100円ライターをちょっとゴツくしたくらいだもんな。
完成したこれを父親に見せたところ(父が今回のキットを提供してくれたので、何となくそれが僕の務めのように思われた)、当の父本人も「おおっ、こんなに小さいの!?」と驚いていた程である。
タミヤ 1/48MMシリーズ、このサイズ感なら他にも色々作ってみたいなと思った。