前回まで
■wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第1回 1ヶ月半の休止→模型製作再開
■wave製A.F.S Mk.Ⅱを作る 第2回 顔塗装(少し細かく)→パテ盛
前回の製作から若干間が空いた。
そもそもまとまった時間がないと製作に向き合おうというモチベーションが上がらない。
作業するならば目の前の模型にだけ向き合って、頭の中を無にして作業に没頭したいのだ。
しかしながら有難い事に最近は割と忙しく、その時間を取る事が物理的にも難しい。
色々とやりたい事があると時間を捻出するのにもなかなかどうして、難儀するものだなあ。
さて、朝方何故か無茶苦茶早起きして、若干体調不良気味の娘(次女)を妻が実家に送っていきそのまま出勤、僕は娘(長女)と彼女が家を出る時間まで自宅にて出勤前のひとときを過ごしていた。
いつもより随分とハイペースで朝の準備が進んだので娘(長女)ともども定刻を待つばかりという理想的な状況であった。朝の1分1秒は平時であれば本当に貴重な時間である。
ふと、娘(長女)と揃って家を出るまでに15分程空いている事に気がついた。
ちょっとした作業なら、出来てしまうのではないか。
僕は製作途中のキットを取り出した。

シャツにスラックスという姿で接着剤を片手にA.F.Sの下半身、特に脚周りの関節を固定する事に決めた。
ポーズを微調整して、目線の高さを変えてどの角度から見ても理想通りのポージングになっているかを確認する。

今回のイメージは敵を発見したA.F.Sが左腕のレーザー砲を敵に向けて今まさに攻撃をしようとしているところ、である。
どうしても左腕を持ち上げた姿勢だと先に製作したMk.Ⅰとポーズが被ってしまいそうだったけれども右腕を左腕のレーザー砲に添えるように突き出させた事で差異を作り出そうと試みた。
上半身がその構えだと下半身はどのように足を踏ん張るのが自然なのか、実際に自分でポーズを取ってみながら思案した。
普段ならば絶対にそんな作業には従事しようもない朝の一時、シャツとスラックスでレーザー砲に見立てた左腕を突き出して「こうかな」「いや、こうか」とかブツブツ言っては模型を触る父親を娘(長女)はどう見た事だろう。
ともあれ、瞬間接着剤で下半身の関節は割と固定出来た。
乾燥のため、少し時間を空ける事とする。