「伊藤君さ、気付いたら俺達食い物の話ばっかりしてるよね」「そうね」

ここ最近は連日連夜スタジオに入っている。

5日はNAGOYA ROCK FES’10 、6日はSAKAE SPRING にJONNYが出演、そこでサポートして頂く2名のサポートドラマー氏との鍛錬を夜な夜な繰り広げているのだ。

ドラマーというのは、つくづく美しい業種だと思う。「ドラマーはボクサーでありダンサーなのだ」と形容したのはトニー・レヴィン氏だったか。間違っていないと思う。特定のドラマー(不完全:神田君/パイプカット~:駒田君/JONNY:野々垣君)以外と演奏する機会が久しぶりだったので新鮮な思いに駆られると同時に、ドラマーが須らく有するあの美しさを再認識したのであった。

で、練習後はサポートドラマー氏も交えて2月にオープンしたというつけ麺屋「わっぜ」へ。

ここに行きたいがためにメンバーに夕方頃メールして、事前に予定を取り付けておいたのだ。もうテンション上がる上がる。喜び勇んで入店。

営業時間が夜中の3時まで、と夜型のバンドマンには嬉しい時間帯である。看板や諸々の印象から所謂「背油ガツン!な極太麺」の印象を受けるかもしれないが、さにあらず。食べ易い味であり、麺の物量以外で胃に負荷がかかる事はまずないだろう。ちなみに中盛、大盛ともに値段は据置で750円なのも嬉しい。個人的にはつけ麺の最も気がかりな点、つけ汁の温度もIHヒーターがカウンター上に置いてある事でクリアー。これは嬉しい。

しかし背油で極太麺、と謳われるとどうしても二郎みたいなのを連想してしまうなあ。月に一度程度しか食べられないからだろうか、渇望してしまう。伏見のラーメン大はそこまで良い印象もないしなあ。決して不味くはないのだけれど。

とまれ、胃袋に茹で上げ750グラムの麺を叩き込んで満足満足。つけ汁が残らなかったのでおじやは食べられなかった。

僕にとって一番の魅力が「夜中の3時までああいうつけ麺が食べられる」と、営業時間である事はどうなのだろうと思ってしまうけれども、是非続いて欲しいお店だ。あそこは昔から店がコロコロ変わるからなあ。

ワンマンを映像で振り返って反省会。

そして先日からライブ会場で販売が始まったツアーDVDを皆で視聴する。ワンマン当日から販売が開始され、手元に残っていなかったので実質観るのは初めてである。映像の中では骨折前の僕が、楽しそうにベース演奏をしていた。オフショットがほとんど下ネタで盛り上がっているって、本当に下衆なバンドである。

唯一名前のテロップが出てきたのが太平洋不知火楽団の大内君であったのは、ここだけの話だ。

続・我が逃走
新宿JAMの楽屋での一コマ。
佐藤さんがどれだけ大内君に執拗に絡んでいたかがよくわかる映像となっている。

最後のダイジェストで、野々垣君も交えて皆で演奏したり移動したり談笑したり、そんな映像に少しだけ、ほんの少しだけグッときたのもここだけの話。

良い映像作品なので是非ライブ会場で!マストバイ!

コメント

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    TONY LEVIN氏といえば、指に長い棒のようなモノをつけて弦を叩くようにベースを弾いているのを見たのだけど、あれは何ていう奏法なんだろう?知ってる?凄い気になって(☆_☆)

  2. 舟橋孝裕 より:

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    >ピコ・ピコリンさん
    あれはファンク・フィンガーズという道具ですよ。ドラム・スティックを切って指にはめたのが元々で、「ピック弾きのアタッキーなサウンドを求めたんだ」と本人の弁。