おススメしたい。

続・我が逃走

時に、血のたぎるような創作物がある。

それは自分の本能を刺激する、鼓舞する物だ。

男ならば、という表現は使い古された言い回しかもしれないが、男ならば興奮する、血がたぎるシチュエーションがあるはずだ。

僕にとってはそれが『HELLSING』におけるミレニアムに対する少佐の演説だったり映画『地獄の黙示録』で描かれたキルゴア大佐のシークエンスだったりエヴァの旧劇場版で描かれたNERV本部への戦略自衛隊一個師団による侵攻だったりする。残虐表現や破壊行動に心惹かれるのではない。

確かに吹き上がる爆炎や回転するヘリのローター、軍靴を揃えた兵隊達の行進する様や訓練された戦闘集団の作戦行動等には惹かれるものがあるが、僕は自分のこの興奮を『本能から成るもの』と定義した。

元は4速歩行する動物、そして進化し、狩る側へ回った我々は集団を構築し、支配する側される側という階級が生まれ、それを覆さんと力を以ってしてそれに抗い、外側へ向けても侵攻を続けるという歴史を繰り返してきた。

これは国民性云々、ではない。人間の根本には闘争本能、自分より強靭な他者を追い落とそうとする無意識があるのではないかと考えているのである。

上記に列挙した幾つかの表現物は、わかりやすい形でそれを掠める。或いは直接刺激する。

僕は決して政治的思想も無ければ戦争に酸性するわけでもないし、右でも左でもない。ただただ芸術としてそういう、そうだなあ『漢』を意識せざるを得ないシチュエーションが存在するという話だ。

で、そういう股座がいきり立つようなWEBコミックがある。

くろやぎ先生が連載されている『覇記』がそれだ。

祖国を負われた男が覇道をのし上がっていく様、周囲の人間の人間模様を描いたWEBコミックなのだけれども策謀、陰謀、知略、暴力、そして萌えに満ち満ちている。

是非ご一読を。眠れなくなりますよ。

『覇記』

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