オルタナティヴなギタリストとの共演編。

12月8日はYONONACAで新栄DAYTRIVEに出演。

この日はex.Rain caughtsの山下君をサポートギターとして迎えての4人編成だった。
山下君、一緒に演奏するまではジャズとかそういう音楽に強いタイプなのかと勝手に思っていたのだけど、実はバリバリに根っからのオルタナティヴ派で演奏もそれが少なくない量で滲んでいて一緒に演奏していてとても楽しかった。
やっぱりここぞ!という時にガッツのある演奏をされる方とアンサンブルしているとこちらの演奏もどんどんと「その気」になったものになる。
演奏前までは「今日は落ち着いて、冷静と情熱の間で、ね?」と自分に言い聞かせるようにしていたのだが気がつけば良い意味でも悪い意味でも落ち着きを欠いた演奏をしている自分がいた。
山下君、とても素晴らしい演奏でした。またご一緒しましょう!

YONONACAでの演奏は毎回「自分が何であるか」を考えさせられるものとなる。出自が全く違う人達で演奏しているからこそお互いに良い意味での尊重が生まれ「そうするのか、ではこう応じよう」という精神的なアンサンブルが生じているように思える。
僕はまだまだ自分の表現をするための技術力が足りない。

演奏が終わり次第、帰宅。
遠征とか企画とか以外ではなかなか終演まで、とか終演後も会場にて過ごすという時間は減ってきたなあと思う。
勿体無い気もするけれど、僕は欲張りだからしょうがない。

2019_12_16_001
この日のエフェクトボード。
普段はディレイ(飛び道具用)でまかなっている役割をEarthQuakerDevicesのRainbowMachineで。まだまだセッティングには追い込む余地があるものの、期待していた役割を全うしてくれた。良いペダルだ、想像力を刺激される。
BOSS BC-1Xを入力最前段に接続してのバッファー機能とそれ以降のペダルへのゲインコントロールはBC-1Xのレベルコントロールがセンシティヴ過ぎるので辞めた。BC-1X以前の、TU-2→ボリュームコントロール(ローインピーダンス受け専用)でBOSSのバッファを活かしながらゲインコントロールを実現した。足元がかさばるけれども、コントロールしやすい快適な演奏をするためにはしょうがない。それにゴテゴテとペダルを繋ぐのは決して嫌いではない、どころか大好きである事を思い出した。

コメント