パイプカツトマミヰズで京都は二条に遠征した話


メシアと人人のギターヴォーカル氏のメインギター。壮絶なボディ割れによるピッチの不具合により、19日のライブでは未使用となった。

そう、19日はバイプカツトマミヰズで京都GROWLYへ遠征だった。
メンバー+カメラマン ヨシダユキ先生+今や2ndキーボーディストに就任した星野ゆり選手の合計7名にて京都入り。道中も大変賑やかだった。女の子が二人もいると単純に華やかで良いものだね。

この日はGROWLYの安齋さんがパイプカツトマミヰズを呼んで下さった。京都での演奏経験も数える程しかない僕達に素敵な一日を、共演者をそして機会を与えて下さった。安齋さんが僕達の音楽を聴いて音楽ジャンル(この言葉って苦手だし括りとしては得意ではないけれど、それでもやっぱり存在すると思う)とかスタンスとかそういうのを飛び越えて、良い一日になるように考えた上で誘って下さったのが終演後にまざまざと感じられる一日だった。バンドマンとしても先輩だし何より同業者だと思っているけれど、素敵な兄貴だと思う。

猫殺すはバンド名が醸し出す物騒さとは別のベクトルで物騒だった。ヴォーカル氏以外抑制の効いた振舞いに正確且つフリーキーな、個性極まる演奏。とてもドライでヒリヒリする緊張感がとても個性的。
メシアと人人はギターヴォーカルとドラムのツーピース。二人編成の必然性を感じさせる演奏に生活感と滲み出る(勿論良い意味での)自意識が気持ち良かった。
どちらも例え端から聞いたらそう聞こえなかったとしても全力で肯定的な意味で、実に京都らしいバンドだなと思った。
この日のパイプカツトマミヰズは

・「なぁなぁ伊藤君、演奏始まっても皆扉の向こうのドリンクカウンターにいたらさ、ライブ始まってるの多分皆気付いてないからちょっとよんできてくれないかな」「オッケー」→ガッシャーン!!と同時にドリンクカウンターへ続く扉へ全力疾走する各務、伊藤、舟橋。
・あの扉を開けて三人が同時に叫んだ時のお客さんの驚愕と怯えの表情は忘れられない。
・モニターを撤去したGROWLYのステージの広さたるや!
・Roland JC-120は良いアンプ。鍵盤を突っ込んでも良い音がする。
・吉田君のスベリ芸。
・気持ち良く歪むベースギター

といつも通り、いつも以上に楽しく演奏する事を目標に盛大に演奏し散らかした。
京都の皆様にも楽しんで頂けたようで何より何より。
終演後はGROWLY上階の公○食堂にてマリオカート、こだわり定食三昧。皆で話してたけど、本当にああいう場所が名古屋にもあると良いのにね!

有難う、京都。
また来るぜ。

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