改めてSVD001を鳴らしてみた。

続・我が逃走

結構前の事になるけれど、飛田君(地慕里ジャンクション)から譲って貰ったCrews Maniac Soundのベース用オーバードライブ SVD001を久しぶりにスタジオに持ち込んでみた。何だかんだで使い慣れている、という点からODB-3 mod.に落ち着いていた歪みモノだけれども、やっぱりたまには気分を変えたいし、そもそもODB-3 mod.だとちょっとiGOではモダン過ぎるかな、と思っていた。もっとこう、アンプが「歪んでしまった」ようなそんな自然な音が欲しい。素の音をそのままドライブさせたような、そんなエフェクトエフェクトしてないような音を欲していたのだ。

以前スタジオで鳴らした際にも凄く良い!と感動した本機だけれども(ファーストインプレッションはこちら参照。コントロール説明もそちらでしている)、改めて鳴らしてみて改めて優秀さを痛感。3バンドEQの利き方に対する印象は以前と変わらないものの、今回クリーンミックスについてその機能性と音作りの幅の広さを知った。

クリーンミックスは今まで基本的に全開で使っていたのだけれども、このツマミ、出したい音によって微妙に調整した方が良い結果を得られる。てかそういう風に触った方が面白い。まずクリーンミックスを0、完全にエフェクト音のみで音を作る。ドンシャリだったらミドルをカットすればいいし、トレブルをカットしてミドルの押し出しの強い音を作っても面白い。多少低域の密度が弱く感じるかもしれないが、その調整はここから。ベースコントロールをグッとあげるのは待った方が良い。

歪みの音を作ったらここでクリーンミックスを触る。少しずつ少しずつあげていき、低域に寂しさを感じない程度に原音を足してやる。良いバランスになったら音量を調整。

この作り方だと結構攻めたセッティングでも実践で使える音作りが出来た。

とりあえずEQはフラット、クリーンミックス全開でゲイン・フルアップだと「アンプで歪んじゃった」みたいな(アンプで歪ませた事、ないけど)音になる。ナチュラルで違和感はないけれども、かけっぱなしでもイケる音。

いやあ、面白くなって家でもじっくり触ってしまった。

明日からiGOは富山、福井とツアーに出る。北陸の歪みはコイツで決まり!

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