深夜のラーメンは退廃の味。

最近何だか頻繁に喉が渇く。
食生活に原因があるのか、と自分の食生活を省みても昼⇒社員食堂にておかずと母手製のおにぎり、夜⇒自宅にて夕食or外食、夜食⇒コンビニで買ったり、深夜もやってるラーメン屋とか、と相変わらず何が変わったってわけでもなく、どうやら食生活に原因があるわけではないようだ。
一体、何が。と言いながらいっけねえ、お茶をペットボトルでグイグイ飲んでしまった。

今日は予定通り仕事を終えた後、地下鉄名城線名城公園にて下車、市の施設にて行われている『サ××ド・オブ・ミュージック』の稽古にお邪魔してきた。
自分のゲスト出演に関する打ち合わせを済ませ、後は稽古場所となっている活動室(市の施設っぽい良い名前。この部屋の大きさと貸出料金を知ったらバンドマンは普段自分達が借りている練習スタジオが防音設備と機材レンタル費込みの値段なのだ、と痛感出来るかと思う。つまりそれくらい安い)の隅っこに座って稽古の様子を見ていた。
ダンスの練習に励んだり、芝居の一シーンをそれこそ呼吸のレベルまでこだわって詰めていく様子を見て、率直に言ってしまえば背筋が伸びるような思いだった。
当日は劇場という環境とその場のシチュエーション、そして期待されている役割を考えた上で思いっきりやろうと思う。

帰宅してtwitterでエゴサーチをするとをポチポチ見ていると自分のバンドが「2013年ブレイクするかもしれない格好良い新人(?)バンド特集」にまとめられているのを発見した。
残念ながらパイプカツトマミヰズは2013年でブレイクする事はなかった。けれども遠方のバンドの自主企画に呼ばれたり大きなイベントに誘ってもらったり情熱溢れる個人イベンターさんに呼んで貰ったりetc.と前年に比べれば随分と人が関わった場所に出張る事が増えたように思う。つまり、それだけ知って、興味を持って、情熱を注いで下さる方が増えたという事で、これは長く楽しくバンドを続けて良いものを作っていく上では確かに前進と言える事だろうと思う。
我々の歩みがいつ上記まとめページをまとめて下さった方のもとへ、ひょっとしたらいるかもしれないこれを読んではいるもののパイプカツトマミヰズの演奏をご覧になった事がない、そんな貴方のもとへ到達するかはわからない。けれどもやるからには我々、ちゃんとやるつもりだ。勿論、そのちゃんとっていうのは何よりもまず自分達が楽しむ事、大いにふざけるっていう事も含まれてはいるのだが。

夜中に腹が減ったのでかじくんとラーメンを食べに行った。
山岡家というチェーン展開されているラーメン屋であそこまでジャンクっぽいラーメンが食べられるのが驚異的である。
まさしく喉が渇く一杯、である。特製味噌ラーメンは最高。


かつての美青年も老いて太った。
解散から再結成の間はローカルバンドでベースを弾いたりスタジオを経営したりしていたそうだ。
人前に出続けていたBenの外見があまり変わっていない事を考えると感じ入ってしまう。
だけれどもRobertのビッグマフをかけた強烈なファズベースに抜いたジャックをホットタッチする事で繰り出すノイズパーカッション(?)と変則的な演奏も健在、であるばかりか演奏は若かりし頃より円熟していて良い。
そう、年齢を重ねる事っていうのは楽しい事なんだ、悪い事ばかりじゃあないぜと教えて貰える良い一例。

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