衝撃的なタンメンに出会った、の巻。

やる気が起きない時に無理に振り絞って動き出すと、意外と興に乗ってそのままモチベーションを取り戻すという事はよくある。一人で立ち向かうべき事案に殊更多い気がする。
そういう、なんだか取り組むのに重たい腰を上げなければならない案件が一つ動き出すと他の事案も片付けられるような気がするのは人間心理として当然だ。
最近は、そういう風に初動作を「よいしょっ」っと動き出してやるべき事が多い。モチベーションの問題ではなく、それに費やすべき時間と労力が少なくないというのがわかっているからであるのだが、意識的にそういう事柄を動かし始めたのがここ数日である。

私生活でそういう事柄が動き始めると意欲的に取り組んでいる事についてもより前向きに取り組めるから面白い。
僕っていう人間は何か一つしこりのようなものがあるとそれで全体的に引っ張られる人間なのだと再認識した。

仕事後、資格試験の勉強をして、制作が大詰めを迎えた映像作品の追加撮影に監督と赴く。
大仕事を依頼してしまい、かんとくにも随分と心労をかけてしまっているけれども、お陰様で距離がぐっと近くなった。
追加撮影、恐らくは最後の撮影になるであろう撮影で撮れた素材が大変良い感じだったので気分良いまま稲沢は「元祖タンメン」を謳う店へ。
前々から食べさせたいと言って貰っていたのだけれども、ようやく食べる事が出来た。
これが、べらぼうに旨かった。気分が良かったからというわけではあるまい。確かに人に自信を持って薦めるだけの事はある。一気呵成に啜り上げて綺麗に完食。想定していなかった替え玉までしてしまった。


一口目で衝撃を受ける私。
カメラマンだけあってこういうスナップさえもしっかりとしている。

家に帰り、また作業。
調子が良かったのはきっと気分が良かったという事と、タンメンが旨かったからだ。

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