録音や料亭での食事やダイエットについて。

以下、最近の備忘録。

『犬栓耳畜生でレコーディングに取り組んだ話』

3月3日、24時から今池にて炭酸さんと2人でスタジオ入り。
当初の想定では今回のセッションは犬栓耳畜生のRECで、後々は我々リズムセクションの上にギターやノイズやシンセが重ねられるはずであったのだけれども。
音楽ってのは面白いねえ、想定通りにはいかなかったのである。炭酸さんと「上に何がのるか想定して演奏した方が良いですか?」「いやー、そういうのはいいですよ。瞬間を楽しんでやりましょ」みたいなやりとりをした後の20分と少しのセッション、ここ最近の即興の中では大変に充足感を感じるものになった。
即興と作曲の差異は、と問われると演奏家の人数だけ回答があるのだろうと思うのだけど、僕にとっては作曲は即興に近しいし即興は作曲に近しいものであって欲しい。普段の演奏も出来るだけ差異がないように心構えだけはして楽器を握るのだけど(なかなかそうもいかない時も、やはりある。鍛錬不足だ)、今回のセッションはその僕にとっては曖昧であって欲しい(つまり明確な差異はない)その境界を漂いながら熱量を帯びたものになった。緊張と緩和と集中力と野性。とても理想的な演奏だったと思う。
で、まあ要するに、その、なんだ、やり過ぎたんだな。その瞬間で美しいものを目指した結果「何かを重ねるのか、いや重ねられるのかこれに」と炭酸さんも僕も思ってしまう録音が出来上がったのだった。
判断は今回の録音の指揮をとる炭酸さんに任せるとして、僕は大変な充足感を感じつつスタジオを後にしたのであった。
何かが重なるにしてもあのメンバー達の事だ、面白いものになるに違いない。

『料亭で食事した話』
料亭で食事をした。
以前ここにも書いたけれども3月19日に結婚をする。その披露宴会場が実家から程近い料亭で、そこで披露宴で供されるコースと全く同じものを割安に食べる事が出来る、というので食いしん坊である僕達は出掛けてきたのであった。
いや、もう旨いのなんの!気が狂うかと思ったわ!

『スープダイエットの話』
ここ5日間くらい、スープダイエットをしている。
これまた結婚が絡んでくるんだけれども、大学時代からお世話になっている先輩がウェディングドレスの会社で働いてらして、そこで新郎新婦の衣装のレンタルをさせて貰っているのだけれども、先日そこに打ち合わせに行ってタキシードを着た際に「あー舟橋君、これ以上太ったら着られなくなるねコレね」と先輩だけに厳しいお言葉を頂戴したのであった。
丁度演奏する際に自分の前に突き出し始めた腹に楽器が載るのが気になってきた頃合いでもあったし、バンドマンは細い方がモテるだろうからとダイエットを決意したのであった。
今回着目したのがスープダイエット。ザックリ書くと白米等を摂らない代わりに野菜たっぷりのスープを好きなだけ食べて良いというもの。好きなだけ食べて良い、というのがグッときたねえ。しかし飲食には快楽を見出している僕が毎食スープだけっていうのは長続きしないのは明らかなので、晩御飯だけスープとヨーグルトに切り替えてみた。
初めてから3キロも体重が落ちたぞ、今までどれだけ不摂生だったんだ俺の体。

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