4月20日に鶴舞DAYTRIPで「脳を揺るがす多交感」というイベントを行った。
出演はhenrytennis、The Ships、palitextdestroy、SU:、CLOUT FOUR。
そもそもの話は東京でhenrytennisの奥村さんと知り合った事に因る。
パイプカツトマミヰズの三軒茶屋HEAVEN’S DOORでの演奏をご覧になられた奥村さん、演奏後に汗まみれになっている僕達メンバーに直接話しかけて感想を伝えて下さり、久々の東京での演奏に興奮した僕達を更に興奮させてくれた。毎回良い演奏をしようと思っているし、特にここ最近はそういう演奏をしている実感も伴ってきているけれどもやっぱり人から評価を貰えるのは嬉しいものだ。
で、名古屋に戻ってしばらくして、奥村さんからtwitterを経由してコンタクトがあった。直接連絡をとってみると折り入った相談があるとの事。
ここから「脳を揺るがす多交感」は始まった。
『舟橋さん舟橋さん、僕henrytennisってバンドをやっていまして』
「勿論存じていますよ!笑」
『アルバムを出すのですがツアーで何箇所か回ろうと思っているんですね』
「成程。名古屋場所を、って事ですね」
最初はパイプカツトマミヰズと一緒に、という事だったようにも思う。その後紆余曲折を経て、最終的にはhenrytennisと御縁のある方々や奥村さんが共演を希望する地元勢に出演頂き、素敵なイベントとなった。昨夜、何人もの方に「舟橋君は出ないの?」と尋ねられたけれどもhenrytennis、The Ships、palitextdestroy,SU:3、そしてOAを務めて下さったCLOUT FOUR、この中に僕が若しくは僕がやっているバンドが参戦するのが「何だか違うな」と思って。かなり初期段階から昨夜は主催に徹すると決めていた。
勿論理由はそれだけではない。一度イベンターという体験をするべきだ、と日頃多くのイベンターに関わって出張って演奏する側としては思ったのだ。イベンターという役割が如何に大変なのか、多くのイベンター(ジャンルに限らず年齢層も幅広いし、当然人というかイベンターとしての考え方の合う、合わないも勿論ある。要するに何でもそうだ。バンドマンもイベンターも)の顔を思い浮かべる事が出来るようになった今、知っておく必要がある、否知っておくと良いだろうと思ったのだった。
やってみて振り返って本当に思うのだけれどもさ、つくづく素敵な出演陣が集まった。あっという間に時間が過ぎたし、どのバンドも良い演奏をされていた。お客さんも喜んで下さった様子。
それでもやはり、不甲斐無いなと自分の主催者としての至らなさには恥じ入るばかりだ。進行や連絡諸々、イベントを良いものにするための努力、そしてその良いものをどれだけの人に楽しんで貰えるかという集客面での尽力。たった一人であれやるんだもんな。今回は会場となった鶴舞DAYTRIP、そして店長八木さん、各出演者の協力のお陰で無事に終える事が出来た。
恥じ入った思いを忘れずに、今後のバンドマンとしての活動にフィードバックしていこうと思う。
もう、しばらく主催”だけ”ってのはやらないなあ。
やっぱり悔しいもの、目の前で良い演奏されると。血が滾る。闘いたくなる。バンドマンとしては、欲求を刺激されて歯痒い思いだった。
出演者の皆様、有難うございました。次はバンドマンとしてお相手願います。
鶴舞DAYTRIP、そして八木さん、今後も面白い事をご一緒していきたいです。
そしてそしてご来場頂いた皆様、有難うございました。楽しんで頂けたのなら幸いです。
コメント