里帰りの活動休止ワンマンに行った。
それはもう、「最後の夜の演奏会」という公演名に相応しい趣。CLUB R&Rがあんな雰囲気になるのは初めて観た。
バンドの活動休止の理由を僕は知らないからこそ無責任に言えてしまうのだけど、活動再開を待っている。そう思わせるワンマンって純粋に素晴らしいものだと思うのだ。
バンドに対するメンバーの愛情とお客さんの愛情が凄く良いムードを作っていて滅茶苦茶グッときた。
日付が変わる頃にここ最近では珍しい程大量のエフェクターとベースを背負ってスタジオ入り。皆で談笑しつつ準備をする。前回のレコーディングから約2年(間にちょこっと録音したりはしたけど)、パイプカツトマミヰズのレコーディングが始まった。
今回は移動上の許容荷物量の関係もあって(簡単にいえば、地下鉄移動でベースアンプヘッドを運びのは、重たい)スタジオ常設のSWRのアンプヘッドを用いてのレコーディング。
全部一発録り、ベースはアンプをマイク録りとライン録り。この辺りは前回と同じ。ライン録りはプリアンプとして使っているサンズアンプの回路を通らない“すっぴん”を使用。あとでレコーディングエンジニア 篠田君(JONNY/Dr.Rightとか色々)にサンズアンプのシミュレーターをかけて貰う。以前は録り音からして自分の意思が反映されていないと嫌だったのだけど、ある程度以上はエンジニアに任せた方が良い結果が得られる事が少なくないと知ってからは比較的その辺りが何でも良くなってきた。そりゃあ結果が良いから言える事ばかりなのだろうけれど。
「キンタマを蹴るようなパンチに、ガツッと弾いてるのがわかるアタックとエッジが欲しい」と伝えた上で篠田君がアンプのコントロールもちょっと触る。その結果が上の画像。
記憶が定かではないけど歪みものにこだわった前作。前作で使ったメインの歪みはODB-3 mod.だったはずだがそれは今回も変わらず。ファズはKATANA SOUNDからベースビッグマフ mod.に変更。あとBOSSのベースシンセを使おうと思っていたけれど、X-BLENDERにmoofer foogerのローパス・フィルターをループさせて積極的に音作りをした方が良い結果が得られたのでこちらの組み合わせを使用。こうして改めてじっくり取り組んでみると二つとも良いペダルだと再認識。
あとはコーラスにワーミーのDETUNEモードを使用。あれって不完全~の頃から使ってるけど周りがどれだけやかましくても抜けてくる透き通った“揺れ感”が本当に絶妙。
あ、楽器は勿論いつものSBV。一番思い通りに鳴らせる一本。
5時間コースを予定していたのだけれども、なんだかんだで2時間も演奏していなかったような笑
タイトな演奏を心がけつつ、一生懸命演奏。一発録りだとミスした時に皆も止めないといけないのが辛い。
でもそれであるが故の集中力、ってのも意識して面白い。
一週目は無事に終了。
二週目は新曲群のレコーディング。頑張るぞ。
コメント
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楽しみー!
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>はるきち@みそっかすさん
乞うご期待!