8月10日から11日にかけて、ちょいと早めだが、連休を使って妻の祖母のお盆参りに行ってきた。
三重県は伊勢志摩の和具に祖母の墓はある。亡くなったのが去年の12月だからお葬式やそれにまつわる諸々はまだ記憶に新しい。その時分は妻の親族に会うのは結婚式以来の事であったし慣れない地に一定期間滞在したので気持ち的にも落ち着かなかったが、今回は幾分か余裕があった。
二泊する予定だったが僕が戻った後も祖母宅に娘とともに滞在する予定だった妻の交通の便の関係で、義母の運転する車で2日目の夕方に和具を後にした。滞在中には娘を初めて海水浴へ連れ出したり、と夏らしい事をした。
結局一番お盆らしい親族が集まったりするのは別日だったのでお盆らしく慌ただしい時には僕は不在で何の役にも立てなかったが、祖母へ線香をあげる事が出来た。
最寄りのコンビニまで車で10分、車が停めてある場所まで徒歩で10分。コンビニに行くのにも片道20分かかるのだ。普段如何に自分が利便性の良いところで生活しているのかがわかる。義父は慣れたもので原付を乗り回して高い機動力を有しているけれども、道も入り組んでいるし何より道が細いので不慣れな人は大変だろうが、魚は美味いし安いし、静かでとても良いところだ。
ゆったりと時間が流れる中、家族との繋がりを感じる事が出来る良い時間を過ごさせて頂いた。
帰路の車中では義母とその母(つまり妻からすればおばあちゃんだ)と3人で談笑しながらの楽しいものだった。共通の話題で一番盛り上がったのは妻の話で、そりゃあそうだろう、娘であり孫であり妻であるのだ。それぞれが知っている顔が違うようで同じ部分も少なくはない。
妻の家族達はとても良い人達だ。僕みたいなのにも寛容に、親切にして下さる。孝行したいな、と思う。
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