随分と日記を書く感覚が空いてしまった。
筆不精というわけでもないのだろうけれども、ここ最近日々の事を書きとめるだけの気持ちの余裕がなかったのだろうと思う。
時間の余裕がないわけではなかった。むしろ、あった。が、その時間を漫然と過ごす事に費やしていた。それが必要な事だったのだろうと思う。
もう、十分怠けた。怠けるのに飽きたのでまた日記を書いていこうと思う。
日記をサボっている間、仕事に毎日行き、実家で過ごす妻と娘に会いに通うという生活をしていた。育児を妻と義母と義父に任せてしまう形となり、妻に負荷をかけ過ぎてしまったと思い至るような事もあったけれども(それでも妻は随分と寛容な人だから本当にスッと至らなさを許し、改善する猶予をくれる)改善に次ぐ改善、地道な改善あるのみだ。人間は経験し学習し成長する事が出来る。これが人間を人間たらしめる一要素だと僕は考えているのでそれに則って成長していきたいと思う。育児はまだまだ始まったばかりだ。
印象深かった光景。つい先日の事である。
週末、妻の実家に泊めて貰い妻と娘と一室で三人で寝たのだけれども、その夜どうした事か娘はなかなか寝付けなかったようで(妻曰く週に一度はあるらしい)ミルクが足りないわけでもオムツが汚れているわけでもないのに泣き止まなかった。新生児の泣き声というのはとても情報量が多い、と思いつつ娘を抱いたりポンポンしたり声をかけたりするわけだけれども、なかなか泣き止まない。
ずっと泣いている孫を心配したのか義母が上階からやって来、声をかけながらあやしたところすぐに泣き止んだ。
もうね、圧倒的な力量の差を見たという感じである。
あの領域まで、いつか到達せねば。
最近は仕事の面でも私生活でも自分の伸び代、というか余白の部分を実感する事が出来て嬉しい気持ちだ。まだまだ自分は成長出来るんだと、発展するのだと感じてワクワクしている。毎日毎日が経験値を重ねる場で、実践の場である。
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