体調不良(後述する)により数日間寝込んでおり、生活復帰に向けて邁進していたらブログの更新がこれまた随分と空いてしまった。
というわけでここ一週間くらいを駆け足で振り返っていく。
2月19日(日)
レッサーホース 解散/野村さんご結婚のダブル記念イベント。解散を「記念」って言うのは抵抗あるけど、兎に角この日で11年間続いてきたレッサーホースの歴史も終わり。
ご結婚という人生の節目に際して野村さん、ご自身の今後について、バンドマンとしての今後について考えられたのだろう。何であるにしても創始者である野村さんの「レッサーホース、解散」という選択肢は「活動休止」という言葉が“事実上解散”の代わりとなって久しい昨今に於いては物凄く潔く、そして決意に満ちた選択であると僕は思うのだ。
「レッサーホース解散」の報せを聞いたのは忘れもしない、仕事で大阪に行っている時 の事だ。なかなかない出張という機会、若干浮き足立ってホテルで過ごしていた僕に、同じくレッサーホースで大阪遠征中の野村さんが電話を下さったのだ。
解散を聞いて真っ先に思ったのは「これで一つの時代が終わるのか」という事。
今から7年くらい前だろうか、僕がライブハウスに出るようになった頃、レッサーホースはもう第一線で活動していた。
「物凄いスラップをして、ベースを弾きながら歌う変態がいる」
そんな噂と野村さんの名前は当然若輩も若輩、今よりも遙かに若輩だった僕の耳にも入ってきたし、直接お会いする機会はないものの僕は野村さんの日記サイトを定期的に閲覧しては野村さんの日々の生活に思いを馳せていた。その頃の野村さんって、確かハイウェイガードをされていたと思う。日々を綿々と綴った日記を読んでいるせいもあってか、野村さんのお人柄というのは直接お話しする前からある程度以上僕の中に印象としてあったのだけど驚く事にそれは未だに変わっていない。
アヴァンギャルドで、誠実でノリが良く、真面目でユーモアを解し、ストイックで優しい先輩だ。
新栄CLUB ROCK’N’ROLL、新栄APPOLO THEATERの2会場を使ったミュージックサーキット型イベント、と結果的になったわけなんだけれども、いや楽しかった。
野村さんとしょうこさんの披露宴で上映されたDVDをスクリーンで鑑賞、そしてAPOLLO THEATERステージトップバッターのノムセン。これね、いきなりハイライトだったよね。
野村さん、ご自身のイベントのアンコールで奥様にプロポーズをされており、その一部始終がDVDに記録されていた。…初めて観たけど、あれ、クるね。いきなり泣きそうになったし、多くの笑顔がスクリーンに向かっている中「今日糞みたいな演奏をしたら僕はバンドを辞めよう」とさえ思い詰めた。
晴れ舞台に呼んでくれた先輩の心意気に応えなくては!
茜谷さん急病によりメカネヤさんが登場したi GO、バンドの存在自体が名古屋の良心 GRANCH に後ろに控えるイベント大トリ レッサーホース。JONNYはどう立ち向かうかといったら、これはもうただただひたすらにレッサーホースへの感情をぶつけるような演奏をするしかなかった。
少なくとも、悔いるような演奏はしていないつもりだ。
打ち上げは想定より平和に、しかしきっちり最後まで参加して帰宅。
2月20日(月)
あっれ、体がおかしいぞ…。
2月21日(火)
高熱に倦怠感が酷いので、仕事を休んで病院へ。
すわインフルエンザか、と思いきや何と前立腺炎。抗生物質を飲んでしばらく休養する事に。
食欲、なし。倦怠感、酷し。
2月22日(水)
本来なら血Q暴鋭軍の練習予定だったけれども前立腺炎のため休養。メンバー各位申し訳ない。
2月23日(木)
まだ寝ている。熱も下がり、倦怠感と食欲不振だけが気がかり。ベッドに横になり兄から借りたポータブルDVDプレイヤーで映画を観たりアニメを観たり。病気の時の鬱屈した精神状態も手伝ってか、必要以上に感情移入してしまう。
2月24日(金)
仕事にも復帰。そして仕事後の合コンもきっちり参加。
そう、合コンである。舟橋ワンマン にて販売した同人誌『VS 27』、その誌面上、昌吾さんとの対談に於いて合コン募集をかけたらば高校時代の同級生女子より「やってもいいよ」と連絡が!というわけで最終的に茜谷さん、昌吾さん、僕の男性陣3人と素敵な女性3人でしなの屋にて焼肉とお酒を堪能。
実は合コンってバンドをやり始めた頃に先輩に連れて行って貰った以来なのだけれども、実に楽しかった。あんなに楽しそうな茜谷さんと昌吾さんもなかなか見られないかもしれない。
2月25日(土)
この日はレーベルツアー番外編、岐阜51が4月で閉店してしまうのでONE BY ONEの全5バンドでお邪魔してきた。山口さん、51に出演する度に良くして下さる。51の環境でベースアンプから相応の音量が放たれるとオペレートはしづらいだろうに、嫌な顔一つせずに落ち着き払ってPAをされる。
「外はばっちりですね」
その言葉にどれだけ僕が安心するか。
この日は掛け値なしに全バンド良い演奏をしていて胸が熱くなった。レーベルイベントとは言えどONE BY ONE、和やかな雰囲気ではあるのだけどやっぱり皆どこかで「負けるものか」と、違うな、「俺達今こういうバンドですよ」とレーベルメイトにしっかり見せつけたいと思っていたんじゃないだろうか。
レーベルメイト達の演奏を、ライブを見て「負けられんな」と思った。当たり前の感想でしかないけど、言葉以上の重みを感じているつもりだ。
今後のバンドに思いを馳せながら、帰宅。山口さん、有難うございました。今度は是非バンドマン山口さんとご一緒させて下さい。
2月26日(日)
筋肉痛で体がバッキバキ。
ほぐしがてら、所用がてらサイクリング。2時間半は漕いだ。
2月27日(月)
母親の作るカレーがたまらなく旨かった。
まだ、少し寒い。
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