心の声「お前今月ブログ更新さぼってねえ?」

4日連続でJONNYで演奏するこの怒涛の4日間、毎日ブログを更新しようと思っていたのだけれども何だかんだでそれも適わず、結局2日目分から今夜の事までこうしてまとめて書くはめに。いっけねえ。

26日 オワリカラとの共同企画の日

この日は8月にアルバム『ドアたち』をリリースしたオワリカラ との共同企画。

出演はwhite white sistersSuiseiNoboAz東京カランコロン 、僕達JONNY、そしてオワリカラである。

共同企画とは言えども、9割9分オワリカラ カワノ君が動いて企画のお膳立てがされたわけだけれども、これってば東京VS名古屋としては好カードだと思う、手前味噌になるけれど。

肝心の演奏は、予想だにしない機材トラブルに見舞われ進行がブツ切りになってしまったけれども、最後にはあの日のベストを尽くせたと感じている。しかしオワリカラに借りを作ってしまった感があるので、この借りは次回お手合わせ願う際に必ず返させて頂きたい。僕は本当に心底諦めない奴だ。

打ち上げでは植田サポートメンバーVSオワリカラ ツダさん。酒豪ツダさんの前に植田サポートメンバー、御崩御。

27日 ナナフシ企画にてアコースティック編成で出演

JONNYとは長い公私共に長い付き合いになる(それこそ僕加入以前からのお付き合いの)ナナフシ 企画。

ロビン君加入後のナナフシは初見だったし、出演するMaRS VIOLET LOVE のドラマー 小野田君は高校時代の同級生にして、僕が高校3年生の頃に所属していたバンド研究会という軽音サークルの同期であるが故に、久々の再会(とは言っても高校時代はクラスが違う事もあって一言も喋った事がなかったのよね)と楽しみな要素が多過ぎた。

で、MaRS VIOLET LOVEはギター弾きまくり、ドラム叩きまくりの圧巻な演奏。小野田君、高校時代から腕前には定評がありその噂はクラスが違うしコミュニティも違う僕の耳にも届いていたけれども円熟した彼の演奏は大変素晴らしいものだった。同窓生として僕ぁ誇らしいよ。

で、かつてdadaPandaで活動を共にした シンガーソングライター 志乃 さん、バンド編成で出演。これがもうね、何か降りてきていた。ドラムは名古屋ドラマー界の重鎮にして売れっ子のninnnさん。演奏もアレンジも完全に職人芸のこのバンド、もう食い入るように見入ってしまった。感服致しました。僕もあんな演奏が出来る音楽家になりたい。

ナナフシ、ロビン君まさかのロビンマスクを被っての登場。そして泥酔。ステージの上もフロアもグッチャグチャになっていて(ビールも舞っていた様子)、こういうの僕は大好きだ。で、グッチャグチャだから機材トラブルも耐えないのだけどそんなのお構いなしの熱量、流石ナナフシ。腕前の素晴らしいバンドマン達が、情熱とヴァイヴスを発散しつつ演奏する様は清清しささえ感じられるのだ。

JONNYはアコースティック編成で出演したのだけれども、これが実に楽しかった。弾けもしないのに購入したエレクトリック・アップライトベースを持ち込んで使ってみたのだけれども、どうにか「弾けてる」感は出せていたようで何よりだった。にしてもついつい興奮して力みすぎて音は歪んでしまうわ(気持ちオーバードライブ、って奴だ)、リズム隊の音圧がアコースティック編成のそれに似つかわしいものではなかったようで次回もしまた同じ編成で演奏する事があったら是非その辺は改善していきたい。

打ち上げも少し参加。後に朝までパイプカットマミヰズ練習。

28日 三重県は津市、まん中広場にて演奏

over skill 、そしてノビ太さん(NOBIROCK )、三重大学軽音楽部の皆さんによる共同企画「アーデルドップ907」に出演。

三重県津市のフェニックス通りの文字通りどまん中にあるまん中広場での演奏。

街を行きかう人々、立ち寄ってみたおじいちゃんおばあちゃんを前での演奏。

名乗った後の一発(ガッシャーンって奴ね)の後、寒かったのでその辺を走って体を温めようと走り出すもすぐさま転倒、まるで漫画のように綺麗に転ぶわ、転んだ先がお客さんのまん前で目があって恥ずかしいわ、擦り傷を負うし打ち身もするわでもう猛り狂ってステージ後方の柵からステージに飛び降りるも、あれって今思えば結構地味だよね。

続・我が逃走
植田サポートメンバー曰く
「走ってる時の舟橋さんって山姥みたいな顔してますよね」

で何だかもうそのままのテンションで演奏したものだから何だか相当演奏が粗かった様子。

しかして思うのだ、気迫で勝負すべき時もあるし、演奏が駄目で気迫もなければきっと僕には何もない。しかもこの日はover skillからのお誘いで参加している。個人的にも色々と関わりのあるover skillであるので、これはもう完全に果死会と書いてハタシアイ、全力で事に当たってover skillを全力で打ちのめすのが対バンの流儀であろう。予断だけれどもベース 水谷君のプレシジョンベースは、彼が以前ライブで折ってしまったベースにうちに転がっていたネック、BADASSブリッジ、そして彼が用意したピックアップ、ペグを使用したもの。組み込みから配線までやった人間としては自分が組んだベースとの闘いはアガるシチュエーションだ。水谷君の新ベースの音、勿論水谷君の腕前の賜物であろうけれども良い音で、チューニング等にも支障がなかったみたいで安心した。

over skilの演奏は良かったし(本人達は否定したけれども、あれで駄目だったら僕の演奏なんか屁の価値さえない)、僕は「あーこりゃ一本とられたわいな」と思ったのだけれども、水谷君曰く「走り出した瞬間に負け、すっ転んだ瞬間に『これはもうオーヴァーキルだな』と思いました」との事で今回の闘争はどうやら引き分けで終わった様子。

演奏最後、僕がどうしても登れなかった木に各務君が軽々と登った(ついでに降りられなくなって)のは運動能力の差をまざまざと見せ付けられたというか、転んだのといい僕って本当に運動出来ない男だな。

両肘と手に擦り傷、左足膝の辺りに打ち身をしたけれども、多分大丈夫。明後日は大阪で演奏だけれども大丈夫。バンドマンっていざとなったらアドレナリンで何でも出来るはずだから。

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