鈴木実貴子ズでの演奏と白線の内側の音源が完成に近づいた週末。

19日(土)
小豆原一朗さんのレコ発企画@吹上 鑪ら場に出演する鈴木実貴子ズバンド編成(小音量ver.)に参加。
出演は小豆原さんにcoupy
娘を実家に預かって貰っていた関係で演奏後はバタバタと動き回ったものの、楽しい夜を過ごす事が出来た。思えばこの日が2019年のライブ初めである。今年も沢山の面白い空間で演奏出来ますように。
フレット音痴になっているSBVに代わり、代打でムスタングベースを持ち出したのだけれどもやっぱり低音に締まりは、ない。代わりに良い意味でスケールの小さい音がした。勿論、それが妙味の楽器であり憎めない一本である。万能選手ではないものの「使いようだな」と思わされるし、どう扱うか常に試行錯誤と挑戦を強いられるという意味では今後もきっと手放す事はないだろう。
何より、高校3年生の頃に購入した初めてのまともな楽器だ。
演奏後、郵便局のATMに立ち寄ったところほろ酔いの友人夫妻に出会った。梯子酒の途中であるという。元気そうで何よりだった。

20日(日)
以前から予定していた所用で出掛ける妻から信用を得て、娘と二人で留守番。
普段妻がどうやって娘と二人で過ごしているか知る良い機会であるし、自分が如何に落ち着いて過ごせるか知る良い機会じゃわい、と思っていたもの何て事はない、我が娘は実に穏やかに日中過ごしているのであった。主に『メリーを見てにこにこ微笑む』『彼女なりの独り言を言う』『寝る』であった。腹が減ったりオムツが汚れたりしていると主張してくれるので助かる。
娘の様子をみながら『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『ホステル2』を視聴。立て続けに観るには随分な取り合わせだ。どちらの映画も面白く、それぞれ楽しめた。
休日、家にいるとダラダラと食べ続けてしまうというのは一つの発見であった。

2019_01_21_001
妻が帰宅後、白線の内側の会議へ出掛ける。その後の予定の事もあったのでメンバー各位に了解を得て妻と娘も同行。
この日の会議の主な議題は制作を続けてきたアルバムの完成視聴会。ミックスとマスタリングが金森メンバー(今回はエンジニアも担当)によって完逐されたので皆でその確認をするのであった。
これがね、実に良い仕上がりなのである。
僕がベースパートを録音したのって結構前の事だしもう気持ちの上でも今の自分とは地続きでないからして(冷淡かつ珍妙な言い回しだが、時間の経過とはその時の演奏した自分の主観と現在の自分の主観との乖離を生じる)演奏にもツッコミ所は多かったけれども、それでも作品全体としては否定出来るものは何一つなく、4人のバンドの音源としては全員顔を見合わせる程良い作品になったのであった。随分と時間こそかかったものの、ようやく僕達は作品完成に近づいているのだった。
デザイン面の打ち合わせも行い、では具体的にこれをどう売っていくか、という話も始まった。

勿論、直接演奏をしに行ってお届けするのが一番なのは明らかである。
今年は動くよー。

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