3連休である。
日頃の疲れが出たのか、前夜の夜中から「胃が痛いし気持ち悪い」と言っていた妻が発熱と倦怠感を訴えた。どうも職場で胃腸風邪を貰ったようである。
朝一番の回で『ゴジラ-1.0』の席を確保していたのだがこんな状態で家を空けられない。チケットは父親に譲る事にした。父親もこういう映画が嫌いではないので(『シン・ゴジラ』は2人で観に行った。第一形態、通称蒲田くんが出てきた時に椅子から腰を浮かせて「えっ」と驚いたのを憶えている。後で訊くと「あれ、アンギラスだと思った」と結構通好みな驚き方をしていた)喜んで観に行ってくれた。
エンジンをかけると駆動音とともに変な音がする事に加え、シガーソケットが不調な拙宅の愛車の修理のため、お世話になっている三好のディーラーへ。
事前に話はつけてあったので代車を受け取ってそのまま帰宅。代車は色合いがザクのようで格好良かった。
昼過ぎに娘を連れて実家へ。所用があったのと、母親が娘に会いたがっていたので顔を出す事にした。
実は少し前まで10日間程入院していた母親、やはり病院生活で疲れが出たのか本調子ではなさそうであった。娘と僕がダラダラすると気を遣うだろうし、妻も放っておくのは忍びないので30分程滞在して帰宅。
さて、妻の体調不良、どうしたものか。恐らく状況的に胃腸風邪であろうけれども、流行り病という可能性も否定しきれない。
現に世の中ではインフルエンザが大流行、僕の会社の支店も結構ダメージを受けているところがあると聞いた。
少し前に娘がインフルエンザにかかった時、千種区の休日診療所で快く対応して頂いた記憶も鮮やかだったので、今度は妻を連れて千種区休日診療所へ。到着してみて驚いた。駐車場のそこかしこ、何なら公道にハミ出んばかりの(お互いに距離感を取っているので猶更だろう)距離感で座っている体調不良の皆様。診察は最低でも1時間待ち。少し体調が持ち直してきた妻が「帰ろうか」と言うので諦めて帰宅した。
晩御飯を食べ、寝かし付け後に妻の様子を伺うと随分と具合が良さそうであった。娘も落ち着いて寝ているようだったし、妻も余力がありそうだったので妻に許可を貰い、コソコソと家を抜け出して109シネマズ名古屋へ。
やはり諦めきれなかった『ゴジラ-1.0』へ。
鑑賞後に様々な人の感想を目にしたが、僕は総じて大好きな映画だった。
「伊福部昭先生の影響からは逃れられないな、俺」とも思った。
(↑ネタバレになるのでもうここでやめておきましょう)
映画館を出ると、名古屋の街がゴッサムシティ(海外ドラマ『ゴッサム』ver.)みたいに見えた。
思わず写真を撮った。はしゃいで、いたのかな。