JONNY非常勤で東京に来ている。
今日は下北沢屋根裏での演奏。リハーサルもつつがなく終えて、控え室で呆けたように座っていると海の向こうは遙々L.Aから来られたKindred Fallというバンドの方々が談笑されている。
何とはなしに話し始めると会話が弾む弾む。彼らは日本に来て既に13本のライブをされた事、日本食を楽しんだ事、ヱヴァンゲリオンを楽しんだ事、彼らの故郷ではヱヴァンゲリオンを観るにはDVDくらいしか手段がない事、そして僕はコロンボ警部やヒース・レジャーのジョーカーの物真似をし、彼らはそれに無邪気に喜んでくれ、拙い英語とボディ・ランゲージを用いた国際交流は大いに盛り上がった。
彼らはJONNYの演奏を楽しんでくれたようだし、僕らは僕らで彼らの演奏に大いに踊り狂った。実に素晴らしい、パワフルで人間味に溢れた音楽を演奏していた。
「貴方を友達と呼んでいいですか?」
「勿論!」
「友達、僕は貴方の演奏を本当に楽しみました。皆が貴方達、そして貴方達の音楽を愛しているのが理解出来たよ」
「有難う。君達のも良かったよ」
「有難う!」
「日本に来て、君達に出会ったけれど明日には故郷に帰らなければならない。…寂しいよ」
「僕もだよ。またすぐに会えるよね?」
遠い海の向こうからやって来た友よ、得難い出会いと楽しい時間を有難う。
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