パイプカットマミヰズでレコーディングを敢行。
7月18日に我々パイプカットマミヰズが名古屋が誇る爆発3ピースバンド ビビビビと共同でお送りする「BUJI ROCK FESTIVAL ’10」(詳細はおって、また)にて、ビビビビとパイプカットマミヰズのスプリット音源を枚数限定で配布する事になり、それで我々はレコーディングセッションをする事に相成ったというわけ。
パイプカットマミヰズは4月に『Dear Friends E.P』を録音したばかりで、実際我々としてもその記憶が新しい。レコーディング場所もエンジニア(今回も篠田P!)も同じとなれば嫌でもあの時の事を思い出す。
一晩で10曲近くの録音をし、一発録音故に誰か一人でもミスがあったらその瞬間にやり直し。ヒーヒー言いながらレコーディングしたっけ。よし、今回はスムーズにサクッと録ってしまおう。
・・・しかし歴史は繰り返す。当初2時間を予定していたレコーディングセッションは気がつけば3時間半かかっていた。しかも2曲で、だ。いや、難しい2曲だったのだよ。カバー曲なのだけれども面白い仕上がりになっているのではないか、と。是非7月18日はBUJI ROCK FESTIVAL ’10へ!
で、ネガティヴな話題になるけれども触れておかねばなるまい。
実はパイプカットマミヰズ、僕が加入した事によって第4期が始まったばかりだというのにまたもやメンバー構成に変動が生じたのである。ギターリスト アサイカナコが失踪、連絡がとれなくなってしまった事によって事実上の3人編成になってしまったのだ。我々としても手は尽くした。ご家族に連絡を取ったり実家の様子を窺いに行ったり、共通の友人に所在を尋ねたりもした。しかし、いなくなっちまったんだ、アサイカナコは。
企画も決まっているし遠征の予定も組み始めていた時期だけに、我々は辛い決断を迫られた。アサイカナコを探す事に終始するのか、それとも3人で活動していく方針に活動をシフトチェンジするのか。
待てど暮らせど連絡が取れないまま(どうやら実家には帰っている様子)時間が過ぎた。
そして、我々は決断した。
今回のレコーディングセッションは外部からのギターリストを招いての作品になっている。僕達としてはアサイカナコの姿を思い返しながら、そして彼から連絡が来るのを待ちながら活動を続けていくばかりだ。いつまでも空席が空席のままのわけはないけれど、音信不通のまま今生の別れだなんて寂しいじゃないか、なあ。
メンバーの失踪、という話は時折聞く話ではあるけれども、まさか自分の所属バンドでそれが発生するとは思わなかった。一体何があったのかわからないけれども、まあ冷静に対処してバンドにとってベストな活動をしていく他ないわけで。バンドというのは常に変化、変質するものなれば今回の一件もそれらを一息に進める機会になったわけだ。バンドをビルドアップする、していく自信が、根拠が我々にはある。
こうしてパイプカットマミヰズの第5期が始まったのである。
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