昨日はJONNYで大阪遠征、天王寺 FIRELOOPで7日間にわたって行われている「STAR FESTIVAL2010」に出演してきた。
この「STAR FESTIVAL」、毎年行われているそうで店長野津さんの生誕を祝うイベントである。各出演バンドが野津さんへ愛情溢れるメッセージを送っていた事からも確信したけど、野津さん大阪の様々なバンドからリスペクトされ、愛されている。
かくいう僕も野津さんとお話したり、中打ち(イベント終演後そのままライブハウスにて行われる打ち上げの事)でヒッピーのようなファッションで酔っ払っている野津さんを見てすっかり野津さんが好きになった。
大阪で日夜活動しておられるバンドさんや、日頃FIRELOOPに通ってらっしゃるお客様方に比べたら僕が野津さんとお話した時間やお会いした回数というのはそれはもう間違いなく圧倒的に短いし少ないのだけれど、それでもステージ上からの言葉に嘘はありませんでした。7日間にわたる饗宴に参加出来、そして名を連ねる事が出来て光栄です。そしてマイクを通して32歳の誕生日を祝う機会を得られた事が嬉しかったです。
LOVE!野津さん!
「タカコ姫」という恐らくは大阪インディーズシーンの有名人、フロア最前列にてバンドの演奏にあわせて(とはいうものの拍子無視、曲調無視という自由さ!)舞い踊る妙齢のお客さんがいらっしゃるのだが、昨夜その方を初めて目撃してもう完全にヤラれた。タカコ姫さん、あれはもう一人の芸術家だよ。最前列にて舞い、足を高々と上げ柵にのせ、そしてフロア後方に流し目をしながら手拍子をする。こりゃあ凡百のバンドなら食われちまうわな、といった風なのだ。
恐らくは物凄くバンド愛に溢れたタカコ姫、僕は彼女の感想が気になって気になって仕方がなかった。ライブで興奮すると客席に飛び込んでお客さんにベースギターを渡してしまう悪癖のある僕。昨夜はタカコ姫にベースを渡してベースギターを掻き鳴らした。で、最後に
「楽しかった?」
「すぅごく良かったよーぅ!」
この一言でもう本当に僕は嬉しくなってしまいました。タカコ姫、本当に有難うございました。
そう、我々JONNY、昨夜はギバ君(the enhance)をサポートドラムに迎えて演奏しました。ここ最近サポートして下さっている各サポートドラマー達にしてもそう思うけど、本当に素晴らしいドラマー。僕達の周りって本当に秀逸なドラマーが多い。ライブで興奮した際、ギリギリまで野放しにしておいてくれてこれ以上は崩壊するぞ、というギリギリの所で「戻ってこーい」とリズムの枠に連れ戻してくれるドラマー、そんなドラマー達が僕は大好きだし尊敬もしています。僕みたいなベースギター演奏者はドラマーがいないとグルーヴなんてちゃんちゃらおかしい、リズムをフロアに伝える事さえ困難なんじゃないか、と常々思うのです。
僕がやっているのってベースギターを馬鹿でかい音でガンガン鳴らして興奮しているだけ、と言われても仕様がないものなあ。ギバ君、一緒に演奏してくれて本当に有難う。
the enhanceの前のバンドで活動していたギバ君と、不完全密室殺人を始めたばかりの僕が共演したのは今から何なら3年以上前。お互い一緒に演奏する事になるなんて思ってもいませんでした。
これだからバンドは面白い。
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