東京食い道楽

昨日は東京、新宿JAMにて演奏。

2011年は一体何度JAMで演奏したのだろう。紛れもなく、JONNYにとって"東京のホーム"である。少なくとも当人達はそう思っている。

前夜名古屋を出発したJONNY号、途中で仮眠をとりつつ正午前には新宿JAMに到着。メンバー各自入り時間まで散開という事で僕は単身「水野ハウス」こと宙に浮いた扁平足/暫定的にノーパン 水野君宅へ。

以前から彼の淹れるコーヒーに興味があり「良かったら東京に来られた際に飲みに来ませんか」と言って貰えたのでお言葉に甘えた形になる。

タクシーに乗って10分、水野君との待ち合わせ場所に到着。

彼と直接会うのはともすれば2年近くぶりになるのだが、それでも特に感動的な再会のシーンもなく彼の自宅へ向かう。お互いクール、ってわけではなく、twitterや何やらで日常を覗き見しあっているが故に、久しぶりな感じがないのだ。あ、パーマあててたのは初めて知ったかな。

で、水野君が「折角来て下さったんですから」とお昼ご飯まで供してくれる事に。有難え!体に悪いジャンクフードも大変結構ではあるが、人の手料理は大好きだ!

エリンギ、トマト、そしてブロックベーコンのペペロンチーノ。業務用トングやら秘密のスパイスやら、流石は料理好きなだけあるし元飲食店勤務である。フライパンをガシャガシャッてやりながら料理する様はまさしく料理人のそれ。そもそも水野ハウス、現在の場所になった理由に「ガスコンロが二つあるから。最近建てられたアパートにはなかなか二つないんですよねー」。凄いや水野君。

出来あがった。ニンニクマシマシで。

続・我が逃走
「舟橋さん、画像汚いですよ」
「すまん」

これがもう旨いのなんの。素材の味を活かしつつ、それを巧くまとめあげる水野君の腕前たるや!凄いぞ水野君!

続・我が逃走

食後のコーヒー。豆から淹れてくれるコーヒーは旨い。そしてその淹れる作業が丁寧だ事!本当にコーヒー好きなんだろうなって思ったし、愛好家が手間暇かけて淹れてくれる一杯がまずいわけはない。

「豆乳、入れてみますか?あいますよ」

「ほう、豆乳!」

「これがまたコクがあって旨いんだ…」

「お願いします」

豆乳、投入。

「…旨ッ!何これ旨ッ!ねえ水野君これ何!旨ッ!!」

「そんなに喜んで貰えるとは笑」

あんなに美味しいコーヒー、初めて飲んだ。それくらい美味しかった。

食後の一服をしつつ、水野君お薦めの音楽を聴いたりして過ごす。バンドマンであり、レコーディングエンジニア業務も行う彼は実は読書家で、面白い観点からバンドという組織を捉えていた。

理路整然としていて話もわかりやすい。豊かな時間だった。

うららかな日差しの午後、こんなに至福の時間を過ごしていいのかって感じである。もてなし好きとは言え、水野君、君、人をもてなすの巧過ぎだろう。完全の骨抜きじゃあないか僕ぁ。水野君、本当に有難う。

水野君に自転車を借りて新宿JAMに戻る。東京を自転車で走るのは、実はちょっとした夢だった。

さて、ハングリー精神を失った僕だがライブはいつも通りやれたと思う。いつも通りっていうか、ライブ前にサポートドラマー せんちょー氏とお揃いで購入してみたちょっとお高い耳栓のお陰でストレスなくやれた。耳に優しいのって、大事。新しい耳栓については改めて書こうと思うのだけど(最近ガジェット系のエントリーがたまりつつある。これはまずい)、本当に良かった。ちょっと感動しちゃったもんな。

演奏後は、柴山社長とメンバー、東京在住敏腕スタッフ ナナエ・イシハラ と一緒にステーキ屋さんへ。とあるお方から頂戴した半額券のお陰で、サーロインステーキを300g食っても1000円でお釣りがくる状態。ライブ後に肉をガッツリ食うって、一周して健康的な感じがする。

続・我が逃走
これも旨かった。
ガーリックバターって初めて使ったけど、旨いんだね。

肉をしっかり食べて、名古屋モドリ。

いっけねえ、食べ物の事ばっかりだ今回のエントリー!!

コメント