(注)マーダーマーダーではありません

130128natorine.jpg
撮影はヨシダユキ先生
なんか最近、どのライブでも会う気がする。3月から個展が始まるのでリンク先で是非チェックを。
パイプカツトマミヰズの写真も展示されます。

28日、鶴舞K.D japonにて開催されたmurder murder企画「(注)マーダーマーダーではありません」にナトリネのお手伝いで出演。仕事をしばきあげてマウンテンバイクで薄暗くなった名古屋を駆ける。
到着するともう一組目のシャビーボーイズのリハーサルも終わり、ライブハウスが開場に向けてその様相を変える真っ最中。物販が組まれたり手荷物や上着類が片付けられたり、バンドはライブで100%を出すためにエネルギーを入れに行ったり。僕はというと隅の方でカラーボードにエフェクターをガムテープで張り付ける、毎回お馴染みの作業。これをやっておかないと何も出来ない、っていうかする気にならない。

この日はmurder murderらしいナイスチョイスの4バンド。
シャビーボーイズはベースのりっちゃん加入後、初めて観たのだけどああ、もう何か色々思い出しながら、良い意味でうわの空だったかもしれないな、観てた。新宿JAMに一緒に行ってリハーサル後のラーメン二郎歌舞伎町店で当時のベースの一郎君が辞める、と聞かされてその後のライブ、3曲目くらいにやった『空想ワールド』で本当にあんなのは初めてだったのだけど涙が止まらなくなってしまったあの夜とか、泥酔して大丸へ行ったら偶然にもシャビーボーイズのボーイズ3人と偶然出会って泥酔したテンションのままに「ロマンチックチェリーズ」というパンクバンドを結成したあの夜だったり、野外フェスSeapusで不眠不休の犬丸ラーメン明けであと数時間だけ起きてればシャビーボーイズ、というタイミングで朝日がきれいな海を眺めながら眠ってしまい結局演奏を見逃したあの日、とか。決して多く重ねてはいないけれど、そういう瞬間がよぎった。りっちゃんというちょっとストレンジで面白いベーシストがシャビーボーイズに加入して良かった。大体からして気合いを入れるために髪の毛をポニーテールにする、だなんてよくわかってる。

chori君はソロでは観た事あったのだけど、実はバンド編成は初めてで。前回彼が単身名古屋へ乗り込んできた時は孤独部でご一緒して、今回はナトリネと「舟橋毎回出てくるバンド違うじゃねえか」って思われてそうだけど(そう思っている人は東の方にも結構いそうだ…笑)choriバンド、本当に観る事が出来て良かったと思う。個人的にポエトリーリーディングであったり台詞であったり、メロディメロディしてない声と音の共存の仕方っていうものに興味を持っているだけにあのchori君とバンドが一体となった素晴らしいパフォーマンスは本当に刺激的だった。

murder murderは何だろうあの貫録。橋本君もいさみ君もそれぞれ能動的にそれぞれのペースでそれぞれの活動をされてるようだけれども、それがぶつけあうっていうアンサンブルではなくてあの二人が一緒に音楽をやるとmurder murderであるっていうか、そういう至極当たり前なのだけれどもそんな温度と息遣いを感じる(これはハポンだからってのもあると思うけれども)演奏だった。打ち上げでいさみ君とも話していたのだけれど、実は彼らと出会ったのって相当昔でその時彼らは別のバンドをやっていた。橋本君はギターヴォーカルでいさみ君はベース。昔話から今の話、そして今後の話まで打ち上げではじっくりと話す事が出来て面白かったなあ。

ナトリネは演奏の律儀さ(≠正確さ)だけで言えば前回よりもしっかり演奏出来た気がしている。半ば面白がって持ち込んでみたDanelectroのスプリングリバーブペダルが思わぬ良い働きをしていたのでこれはまた後日改めて書こうと思う。
多くの人に観て貰えたしナトリネとしてもお客様からのリアクションがあったようなので嬉しい。

そうそう、これは書き忘れてはならない。この翌日がナトリネ 茜ちゃんは24歳の誕生日。
誕生日おめでとう!

コメント