17日は今池HUCK FINNにて行われたハードレインナイトに出演。
大阪の十三FANDANGO 店長加藤さん率いる大阪勢がやって来るとの事でHUCK FINN 店長クロさんにお声をかけて頂いて、ギリギリまで何をやるか考えて前日に出演決定。
結局この日は「舟橋孝裕’s DAIMARU CITY」として出演、大丸でかつてフィールドレコーディングした店内の音、大橋さんの声、その時その場にいた僕達の声等が生々しく記録された音源データを聴きやすいように編集したものを流しながらの即興演奏。
今はもう、大丸ラーメンが店を出していたビル自体がこの世に存在しない。大丸が閉店して程なくしてビル自体もそのあとを追うように取り壊しが始まった。
かつては今池の夜を彩っていた名店の痕跡を何かしら残したいだとか、大丸に対して何か表現したいとかそんな大それた思いがあったわけでもない、ましてや大阪の人に大丸の何かを伝えられるとかそんな風に思ったわけでもない。ただただ、やってみたかったしやる必要を感じたからやったまでだ。
演奏はギターに金森君(KANAMORIN)、ドラムに松田君(ex.農村)、そしてダンエレクトロのロングホーンベースに僕。
この三人で即興で”大丸の音”を聴きながらの即興演奏。
想定外だったのはその”大丸の音”を聴いた自分自身が想像していたよりも感傷的になってしまった事。どんどん自分の内側に潜り込んでいき、演奏するという意識さえも解離して思うがままに、描くように音を出していた。
リアルでドキュメンタリーな表現が出来て楽しかった。演奏自体の評価は兎も角としても、だ(実際どうだったのかはわからないけれども、演奏後の皆さんのリアクションから察するにポピュラリティーには欠けていた様子!)。
クロさん、お声がけ頂いて有難うございました。加藤さんの真の姿も拝見出来ましたし、出演出来て嬉しかったです。
演奏直前の村上友哉(明日、照らす)君。
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