舟橋、Elixir初挑戦の巻

ここ最近の週末=休日は実質全然「おやすみの日」なんかではなくて、むしろ平日より早起きして遅くまで動き回る事が多い。
朝8時半に起きてシャワーを浴び、楽器と汗だくになるので着替えを持って名駅近くの稽古場へマウンテンバイクをひたすらに漕ぐ。
お昼の休憩を挟んで夕方まで稽古をして、その後ライブだったり練習だったりへ再びマウンテンバイクを走らせる。
楽器を担いでの移動ってやはり楽器分カロリーを消費しているらしく汗をその分かく。背中も肩も痛くなる。
夕方以降は早起きした影響で眠くなったりする。Twitterとかで友達や知人が楽しそうな休日を過ごしている様子をアップロードしているのを「いいなあ」と眺める。
だけれども、実はこういう時間の過ごし方はすこぶる健康だ。
今日友人がwikipediaで調べたところによると

・趣味
生理的必要時間と労働時間以外の時間に好んで繰り返し行う行為

との事。
僕の趣味は表現活動で、兎に角自分発信だろうが人発信だろうが、どんな形でもいい、自分を使って表現する事が好きだ。それを自覚する前は事ある毎に、自覚してからは積極的にそんな趣味に時間を費やしてきた。
好きな事に時間を費やすという事はそれによって例え忙しくなろうとも、精神的には健全な状態をもたらす。
そうなると面白いもんで「表現活動全般に対して」良いモチベーションで向き合えるから不思議だ。

導入で書くだけのつもりがつい長くなった。
さて、先日ベース弦を張り替えたのだけれども、今回は今までずっと張っていたものではなく、今まで一度も張った事のないブランドのものを張ってみる事にした。


Elixirのベース弦は、普段張っているものの3倍近くの値段がする。けれどもその分、寿命が長いという噂を聞いていた。
周りの愛用者の話を聞いても良い印象のコメントばかりが返ってくる。
僕は張ってすぐのブライトな音色が好きなので、弦の寿命が長いならこんなに有難い事はない。とかく、この季節は死ぬのが早い気がする。手汗のせいだろうかしらね。
月に一度張り替えて、その間に弦が死んでいく様を体感しながらそのストレスと闘うくらいなら、一定の状況で3ヶ月耐えてくれる弦を張りっぱなしにした方が良い。
コーティング弦に良い印象も悪い印象も特になく、単純に長持ちしてくれれば儲け物だという貧乏性な考えで実験へと踏み切った次第である。

果たして、Elixirは、凄かった。
まず弾き心地ね、凄く好み。
コーティングの影響だろう、弦が適度にツルツルしてて指離れが良い。スライドもしやすい。ラウンド弦の隙間にゴミが入らないようにするためのコーティングだが、演奏性の向上にも一役買っているようだった。
次に音。
張ってしばらく弾いていたら高域は落ち着いてきたものの、それでとしっかりブライト。ちゃんとバキバキゴリゴリいわせればいってくれる。音に締まりがあるように感じた。
テンション感は若干強めに感じた。これは使った人のうち、そう感じる人も少なくないみたいですね。
コーティングされてるから弦アースは落ちてない。音を出してない時はブリッジを触ってなきゃアースが落ちないけれど、僕はノイズとか気にしないし気になる瞬間にはブリッジ触ればいいしなんならチューナーでミュート出来るからこれも特に気にならない。

総評:滅茶苦茶良いじゃん!Elixir!

あとはこの状態がどれだけ維持されるか、だ。
あとコーティングが剥がれるのが嫌でひたすら指弾きをしてる。良い練習の機会になった。久しぶりに指先に水ぶくれが出来た。アロンアルファで固めて、弾き続けた。

最後に、偶然隣のスタジオで練習してた村上友哉君(さよならパリス)の美しいボードの写真を。
ここ最近見た中で最も美しく、そして最も興奮した足元。

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