『ゴーン・ガール』を観たり本を読んだり。インプットへの欲求凄い。

週末になるとテンションが上がるのは良い事だ。
前も書いたかもしれないけれど、大学卒業後土曜も平日も関係ないような仕事をしていたので予定のない日は全部仕事、最高で月に一度しか休日がなかった事もあったし、それってつまり予定がない休日っていうのがないっていう事にもなる。
自分で進んでそうしていたのだから特に不満もないし職場に関しても労働基準法ギリギリで働かせて貰えて感謝しているのだが、でもその頃からの反動か、転職して一年半、未だに週末が近づいてくると興奮する。金曜の夜や土曜の夜はテンションが最高潮。多分、これはずっとこのままだな。
ウィークエンドって、最高だね。

パソコンが突如として立ち上がらなくなったので舟橋家でコンピューターに一番強い父の案内でパソコン屋さんへデスクトップコンピューターを修理に持って行った。色々な人から言われてやっとそうであると認識したのだけれども僕達父子は仲が良い。そんなの父子なんだから当たり前だろうと思うのだが、そうでない事例も勿論あるのだろうから、これはきっととても幸せな事だ。ちなみに母とも仲が良い。二人の育て方が良かったのだね。
パイプカツトマミヰズはボランティアメンバーである各務鉄平君が卒業したので、大晦日と2015年1月10日の演奏を新編成で行う事になりそうだ。急な事でバンドの人事権を預けてもらっている僕もいささか面食らったけれども、幸いにも素敵なギターリストがボランティア参加してくれる事になり、各務君の手伝いもあって新ボランティアギターリスト(新、とは言ったものの今のところ決まっているのは大晦日だけだ)へギターフレーズの引継ぎはうまくいっている。というか引き継ぎと自由に、のバランスがとても楽しい。毎回毎回新しいボランティアメンバーの人とやる度に思うけれども、前任者を意識する必要なんて全くなくって、常にその人らしく在って欲しい、と思う。当初はしょうがなくボランティアメンバーで活動を継続する事を選んだのだけれども、今となってはわりかしこの色々な人達と演奏出来る形態っていうのが楽しくて気に入っている。
多くの人とやればやる程、自分自身の演奏に気付く事って少なくないし(それは例え曲が同じでも、いや同じだからこそ多いのだ)、刺激的である。別にギターリストが前任でいたポジションにギターリストがくる必要もない。サックス奏者でもノイジシャンでもテルミンでもダンサーでも演劇でも、それこそ料理をする人だって格好良ければ構わない。
常に形骸化を良しとせず、前進し続ける。スタイルや形式美、音楽ジャンルとしてではないプログレッシヴって、そういう事なんじゃないかと思っている。音楽は多くの刺激で進化し続ける。僕達はちょっとズルして直接的に進化させているだけだ。


デビット・フィンチャー監督作品『ゴーン・ガール』を観てきた。
公開中の映画だったのでネタバレは避けるけれども、とても良くできたブラック・コメディ(サスペンス風味)だと思った。
ベン・アフレックは出てきた瞬間に「年とったなあ!」ってなる体型でうだつがあがらないにも程があったけれども、だけれども同時にそこがとても良かった。ロザムンド・パイクは美人。007に出てきた時も思ったけれども棘のある美人だと思う。
とても楽しかったし、観終わった後にストンと「良いもの観た!」と言える映画。予告や報道では「結婚が怖くなる」みたいに煽られているけれど特にそんな事はなかったかな。だけれども男という生き物がたまらなく笑えてくるし「だよなあ、しょうがねえよなあ!」と悲しいながらも笑えてきちゃう感じ。
観に行って良かったです。

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