今日の自撮りは愛するファズと。ちなみに本文とは関係がない。


複雑な心境になるような夢を見たりすると目覚めもちょっと複雑な心境になる。
特にかつてはそこにあったけれども今現在となっては失ったものや人が出てきたりすると、別段自覚の上では意識したり執着したりしているわけではないのに(昔からわりかし、思い切りの良い方だと思っている)自分がなんだか無意識ではまだそれらに拘っているようで、自分に裏切られた気持ちになる。
フロイト先生だっけか、夢は無意識の顕在化がどうとか言ったのは。大学で心理学を勉強していた割には詳しくないから申し訳ないけれど、まあいいや誰でもいい、夢と無意識を結びつけた人間を座らせて叱りつけてやりたい気分だ。
だって、なんとなくは納得出来てしまうものね。別に意識してない、の別にって辺りに、まだそこはかとなく拘ってたりするのが滲んでいる事くらい自分でもわかっている。
けれども自分の過去や捨てたものとか、或いはすれ違った人間とか、そういうのに執着するでもなく、そういうのを大切にしていた自分に執着しているわけで、それは不健全な事ではない。
過去は過去で、過去以上の重みなんて結局のところ、ないのである。

仕事の関係で受けた面接試験は、無事に受かっていた。絶対に落ちたと思っていたのに。
嬉しくなってニヤニヤしながら自転車を漕いでいたら、雪が溶けて凍った地面に滑って盛大に転んだ。
上司に「滑って転ばないようにね」と言われた15分後の事だった。

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